趣味のピアノ、子育て、思うことなど…
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突然ですが、ここに来てくださる皆様にお願いがあります
ベートーヴェンのピアノソナタで、どのピアニストの演奏がいいか教えてほしいんです。
いやーもう最近、コンサートで素晴らしいベトベン様を聴く機会があり、
「ベトベンって…いいよね…ふふふ…」
という気持ちが、じわりじわりとわき起こりつつあるんですよ。
かつてりんりんがお腹にいたときも、ベトベンフィーバーがちらっと訪れたのですが、出産後は腱鞘炎や練習時間がないために自然消滅せざるを得ず…
これまでに聴いてきた(といっても2回しかないのですが)ベトベン様のように、1音1音聴き手に語りかけるような、深イイ演奏をしてみたいんですよ。
それで、出来れば。
全曲入ってるCDがあれば、より勧めていただきたいです。
因みにうちにあるCDは、
ブレンデル…「ワルトシュタイン」「告別」「テンペスト」
バックハウス…「月光」「悲愴」「熱情」
横山幸雄…「月光」「悲愴」「熱情」「テレーゼ」
だったりします。
とはいえ、自分が実際に弾くには、もう少し待たねばなりません。
何といっても予定が目白押しですから。
で、弾くとしたら、「リベンジ曲」として弾くだろうなと思います。
一度弾いたことのあるものだと、
・悲愴(全楽章)
・月光(1・2楽章)
・1番(1楽章のみ)
・テンペスト(3楽章、1楽章譜読みまで)
になるので、その中から選ぶつもりです。
まずは曲を聴いてから
情報、お待ちしてま~す
ベートーヴェンのピアノソナタで、どのピアニストの演奏がいいか教えてほしいんです。
いやーもう最近、コンサートで素晴らしいベトベン様を聴く機会があり、
「ベトベンって…いいよね…ふふふ…」
という気持ちが、じわりじわりとわき起こりつつあるんですよ。
かつてりんりんがお腹にいたときも、ベトベンフィーバーがちらっと訪れたのですが、出産後は腱鞘炎や練習時間がないために自然消滅せざるを得ず…
これまでに聴いてきた(といっても2回しかないのですが)ベトベン様のように、1音1音聴き手に語りかけるような、深イイ演奏をしてみたいんですよ。
それで、出来れば。
全曲入ってるCDがあれば、より勧めていただきたいです。
因みにうちにあるCDは、
ブレンデル…「ワルトシュタイン」「告別」「テンペスト」
バックハウス…「月光」「悲愴」「熱情」
横山幸雄…「月光」「悲愴」「熱情」「テレーゼ」
だったりします。
とはいえ、自分が実際に弾くには、もう少し待たねばなりません。
何といっても予定が目白押しですから。
で、弾くとしたら、「リベンジ曲」として弾くだろうなと思います。
一度弾いたことのあるものだと、
・悲愴(全楽章)
・月光(1・2楽章)
・1番(1楽章のみ)
・テンペスト(3楽章、1楽章譜読みまで)
になるので、その中から選ぶつもりです。
まずは曲を聴いてから
情報、お待ちしてま~す
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本日は過去レパ倉庫発掘しました。
何となく初恋の人を思い出した私は、おもむろにドビュッシーのアラベスク1番を引っ張り出しました。
この曲が「初恋テーマ曲」であることは、長いことこのブログにお付き合い下さり、なおかつ記憶力の良い方なら覚えていらっしゃるかと思います。
何?知らない?
そういう人は過去の日記に触れてありますんでご一読を
で。
初恋のA君を思い出しながら、うっとり…
と弾いていたかと思うでしょう。
…そううまくはいかなかったんだよ!!
もう既に、ちょっと弾けるからって満足するような自分ではなく、ところどころ音が抜けたり、アルペジオが上手くつなげられなかったりするのがどうも気になって、またしてもゆっくり練習をスタートさせちゃったんですよ。
もう初恋の人はどこへやら、すっかりピアノ弾きモードスイッチオン!
かつてのヘヴィロテ曲や、過去レパ倉庫の曲を弾いてみると分かるんだけど、如何に昔の自分が適当に譜読みをし、勝手な指使いをしていたかが顕著なんですよね~。
「月の光」苦戦してるときもこのことには触れましたが…。
そして。
以前、「この曲を雰囲気だけで弾くな!」と、きっちり弾くことを叩き込んだ、当時の先生の厳し~いレッスンやアドバイスを思い出し…。
それと同時に今持っている表現方法やテクニックを用いてああでもない、こうでもないと修正を加え…。
もはやこの曲、
「弾いているときは13歳の少女」
ではなく、
「13歳の少女時代を思い出している今の私」
になってしまいました。
何か妙に渋みが増したなぁ…。歳のせいだろうか
まぁいずれにせよ、自分の演奏が化ける、というのは、何とも面白いものだなぁと思うのです。
さて次。
いつか先生のところで洗いなおしてほしいと思っていたのが、グラナドスのアストゥリアーナという曲。
これは「スペイン舞曲集」に入ってる、太陽を思わせるハ長調の明るい曲です
6年くらい前に、ピアノ教室の発表会で弾いたんですが…。
今から思えば、よくこんなの弾いたなぁ
何しろ体中使って弾くし、後半はオクターブばんばんでてくるし。
あの頃、発表会には出したけど決して満足行く出来だとは思っていなくて、不完全燃焼した覚えがあります。
過去レパ倉庫で眠っている曲を発掘、そして虫干し。
現在の自分が出来ることの確認をするにはいい作業です。
というわけで…。
初恋の人はいったいどこ行っちゃったんでしょうね?
彼のことを思いながら再びうっとり弾けるようになるには、しばらくまたゆっくり練が要るなぁと思ったし、まだまだ洗い出してみたい曲もたくさんあるなぁ、と再確認したのでした。
明日からは現役2曲(月の光、英雄)がんばりまーす!
何となく初恋の人を思い出した私は、おもむろにドビュッシーのアラベスク1番を引っ張り出しました。
この曲が「初恋テーマ曲」であることは、長いことこのブログにお付き合い下さり、なおかつ記憶力の良い方なら覚えていらっしゃるかと思います。
何?知らない?
そういう人は過去の日記に触れてありますんでご一読を
で。
初恋のA君を思い出しながら、うっとり…
と弾いていたかと思うでしょう。
…そううまくはいかなかったんだよ!!
もう既に、ちょっと弾けるからって満足するような自分ではなく、ところどころ音が抜けたり、アルペジオが上手くつなげられなかったりするのがどうも気になって、またしてもゆっくり練習をスタートさせちゃったんですよ。
もう初恋の人はどこへやら、すっかりピアノ弾きモードスイッチオン!
かつてのヘヴィロテ曲や、過去レパ倉庫の曲を弾いてみると分かるんだけど、如何に昔の自分が適当に譜読みをし、勝手な指使いをしていたかが顕著なんですよね~。
「月の光」苦戦してるときもこのことには触れましたが…。
そして。
以前、「この曲を雰囲気だけで弾くな!」と、きっちり弾くことを叩き込んだ、当時の先生の厳し~いレッスンやアドバイスを思い出し…。
それと同時に今持っている表現方法やテクニックを用いてああでもない、こうでもないと修正を加え…。
もはやこの曲、
「弾いているときは13歳の少女」
ではなく、
「13歳の少女時代を思い出している今の私」
になってしまいました。
何か妙に渋みが増したなぁ…。歳のせいだろうか
まぁいずれにせよ、自分の演奏が化ける、というのは、何とも面白いものだなぁと思うのです。
さて次。
いつか先生のところで洗いなおしてほしいと思っていたのが、グラナドスのアストゥリアーナという曲。
これは「スペイン舞曲集」に入ってる、太陽を思わせるハ長調の明るい曲です
6年くらい前に、ピアノ教室の発表会で弾いたんですが…。
今から思えば、よくこんなの弾いたなぁ
何しろ体中使って弾くし、後半はオクターブばんばんでてくるし。
あの頃、発表会には出したけど決して満足行く出来だとは思っていなくて、不完全燃焼した覚えがあります。
過去レパ倉庫で眠っている曲を発掘、そして虫干し。
現在の自分が出来ることの確認をするにはいい作業です。
というわけで…。
初恋の人はいったいどこ行っちゃったんでしょうね?
彼のことを思いながら再びうっとり弾けるようになるには、しばらくまたゆっくり練が要るなぁと思ったし、まだまだ洗い出してみたい曲もたくさんあるなぁ、と再確認したのでした。
明日からは現役2曲(月の光、英雄)がんばりまーす!
タイトル通りです
苦戦しております
それもテクニック以前の問題で。
この曲をレッスンで弾いたのが今からちょうど9年前。
賞味期限は切れてるかもしれないですが、とりあえず過去レパ倉庫に入ってる曲。
さらいなおせばそんなに時間をかけずに弾けるようになるだろうと高をくくっていました。
しかし。
事態はそんなに甘いものではありませんでした。
かつてのレッスンは、
「とりあえず一通り弾けたらおしまい」
という扱いで、この曲も例外ではなく
なので、指使いとか音とかかなりいい加減に弾いてたんです。
さらってみて分かった。。。
どれだけ昔いい加減に譜読みしてたかを。
弾き方に変な癖がついていて、それがなかなかとれないんだよぉぉぉ
指使いなんて完全無視だし!!
なのでその癖を取るために、ハイパーウルトラゆっくり練習をする羽目になり、一からやり直し状態。
なまじ弾けるだけに、初めての曲を譜読みするよりたちが悪いです
今出来るテクニックを駆使して、本当に指一本一本に教え込むがごとくゆ~~~っくり弾いております。
特にアルペジオから始まる中間部。。。
ここしばらく、左手が細かく動く曲を弾いていなかったせいか、指がなまってるみたいで動かしづらい
実はちょこっとだけ、とんでもない曲に浮気してまして
(とんでもなさ過ぎて曲名は内緒にしておきます)
楽譜が前より読めるようになったからといって、調子に乗って見開き2ページほどすすめてしまったんですが、そんなことをしている場合じゃないのがよーく分かりました。
1度レッスンに持っていったからとか、一通り弾けるからとかもうそういうのは抜きで、謙虚に頑張りますぅぅぅ
苦戦しております
それもテクニック以前の問題で。
この曲をレッスンで弾いたのが今からちょうど9年前。
賞味期限は切れてるかもしれないですが、とりあえず過去レパ倉庫に入ってる曲。
さらいなおせばそんなに時間をかけずに弾けるようになるだろうと高をくくっていました。
しかし。
事態はそんなに甘いものではありませんでした。
かつてのレッスンは、
「とりあえず一通り弾けたらおしまい」
という扱いで、この曲も例外ではなく
なので、指使いとか音とかかなりいい加減に弾いてたんです。
さらってみて分かった。。。
どれだけ昔いい加減に譜読みしてたかを。
弾き方に変な癖がついていて、それがなかなかとれないんだよぉぉぉ
指使いなんて完全無視だし!!
なのでその癖を取るために、ハイパーウルトラゆっくり練習をする羽目になり、一からやり直し状態。
なまじ弾けるだけに、初めての曲を譜読みするよりたちが悪いです
今出来るテクニックを駆使して、本当に指一本一本に教え込むがごとくゆ~~~っくり弾いております。
特にアルペジオから始まる中間部。。。
ここしばらく、左手が細かく動く曲を弾いていなかったせいか、指がなまってるみたいで動かしづらい
実はちょこっとだけ、とんでもない曲に浮気してまして
(とんでもなさ過ぎて曲名は内緒にしておきます)
楽譜が前より読めるようになったからといって、調子に乗って見開き2ページほどすすめてしまったんですが、そんなことをしている場合じゃないのがよーく分かりました。
1度レッスンに持っていったからとか、一通り弾けるからとかもうそういうのは抜きで、謙虚に頑張りますぅぅぅ
昨日の小山さんの演奏が忘れられない。。。
特にショパンのノクターンOp.9-1。
私がこれまで持っていた、この曲へのイメージがすっかり変わってしまうほどの深い印象を残しました。
あんな雰囲気で弾けるんだ。
あんな香気が出せるんだ。
ずっと音が、耳に残っています。
小山さんの弱音は、空間に静かな波紋を起こします。
静かに空気が震えるんです。
そしてあの小山さんの表情。
昨日の座席は、前から10番目で手が見える位置じゃなかったんだけど、小山さんの顔がよく見えました。
いつも、気持ちのよさそうな表情や、かっこいい曲のときはきりっとした表情をする小山さんですが、この曲のときは、少しの苦悶と恍惚の表情が浮かんでいました。
大人のノクターンだ。。。
会場の空気と、小山さんのオーラと、演奏が忘れられなくて。。。
小山さんにはもう遠く遠く及びませんが、いつか自分もそんな雰囲気を出せる演奏が出来たらいいな。。。と、ほわーんと考えてしまう自分がいます。
で。
こうなると、どこかでスイッチが「ぽちっとな」されてしまったりして
ノクターンOp.9-1弾こうかなぁ、というスイッチが。
一緒にOp.9-2もどうですか?みたいな
きゃー!!
そんな暇どこにあるのよぉぉ
誰かお願い。。。
私に時間をください。。。
それか家事やってください(爆)
やりたいことや弾きたい曲が多すぎますぅ~
特にショパンのノクターンOp.9-1。
私がこれまで持っていた、この曲へのイメージがすっかり変わってしまうほどの深い印象を残しました。
あんな雰囲気で弾けるんだ。
あんな香気が出せるんだ。
ずっと音が、耳に残っています。
小山さんの弱音は、空間に静かな波紋を起こします。
静かに空気が震えるんです。
そしてあの小山さんの表情。
昨日の座席は、前から10番目で手が見える位置じゃなかったんだけど、小山さんの顔がよく見えました。
いつも、気持ちのよさそうな表情や、かっこいい曲のときはきりっとした表情をする小山さんですが、この曲のときは、少しの苦悶と恍惚の表情が浮かんでいました。
大人のノクターンだ。。。
会場の空気と、小山さんのオーラと、演奏が忘れられなくて。。。
小山さんにはもう遠く遠く及びませんが、いつか自分もそんな雰囲気を出せる演奏が出来たらいいな。。。と、ほわーんと考えてしまう自分がいます。
で。
こうなると、どこかでスイッチが「ぽちっとな」されてしまったりして
ノクターンOp.9-1弾こうかなぁ、というスイッチが。
一緒にOp.9-2もどうですか?みたいな
きゃー!!
そんな暇どこにあるのよぉぉ
誰かお願い。。。
私に時間をください。。。
それか家事やってください(爆)
やりたいことや弾きたい曲が多すぎますぅ~
涙のショパエチュ・エピソード2でございます
「別れの曲」は悔し涙で終わり、
「いつか必ずきちんと仕上げて、改めて母への追悼をするぞ!!」
とリベンジすることを誓いました。
さて。
もう1曲のレパであるOp.10-12「革命」。
こちらはもう少し違う様相を呈しています。
始めた時期はちょうど3年前の今頃のことでした。
4月のピアノ教室の発表会でバラ3を弾き、次の曲はバラ1と「愛の夢第3番」だ!と息巻いていたんです。
ところが、このころから人間関係がおかしくなってきまして。。。
おそらく潜伏期間があったと思うので、もっと前から破綻に向かっていたのだろうと思うのですが、本当の理由は分かりませんでしたし、今でも謎のままです。
職場でもプライベートでもおかしくなっていたので、息のつまりそうな毎日でした。
ある時、
「この思いをどこかにぶつけなければ!!」
と思い、気づいたらエチュードの楽譜を引っぱり出していました。
それはもうまさに本能の行動。
何かあった時はまずピアノ
ピアノを弾かなきゃ~!!って思っていたんですね。
しかし当時の私のレパは、そういう叫びを表現した曲は1曲もなかった。。。
癒し系ばっかりがレパだったんだけど、心境的にそういうのを弾く気にはどうしてもなれませんでした。
で、無意識のうちに選んだのがOp.10-12「革命」。
その頃、練習は平日は時間的に無理だったので、週末まとめてしていました。
なので選曲した週末、早速ピアノに向かってがつがつ譜読み。
どれくらいで譜読み終わったか忘れましたが、かつてないほどの速度で終わったので、おそらくその週末2日間で終わってしまったのではないかと思っています。
それ程の強いパワーで、フラストレーションと悲しみをピアノのエネルギーに変換して取り組んでいたんです。
ショパンは、ポーランドでの革命が失敗し、ロシアの攻撃を受けて故郷のワルシャワが陥落したという知らせ受けてこの曲を作ったそうです。
怒りと、絶望と、孤独が込められた激しい曲調。
そんな大きな哀しみの叫びで出来た曲を、言っちゃなんだけど「たかだか人間関係がおかしくなっただけのちっぽけな哀しみ」などがきっかけで弾くなんて、恐れ多すぎる!って正直思いました。
でも、私にはそれしか自分の心を救う手立てがありませんでした。
通っていたピアノサークルには足を運ばなくなり、誰にも会わず、どこにも出かけずに、家にこもってひたすら「革命」の練習。
レッスンに行く以外は、そんな週末が続きました。
当時はそういう環境で、今とは違って時間はふんだんにありましたからね。
5時間とか平気で練習していました。
それはもうまさに、山奥にこもっての修行!!
もしくは女工哀史!!
「空手バカ一代」というマンガで、主人公・大山倍達が山奥で修行をする際に、人里に下りられないように片方の眉毛をそりおとして、
「ぬはははは!バカの顔だ!」
というようなことを言って高笑いしてるシーンを思い起こします。。。
しかも片手ずつの練習を繰り返し、合わせるのはレッスンのときと練習の締めくくりのみ、というスタイルが半年も続きました。
ショパンと向き合うことにはやはり畏怖を感じていたので、慎重に慎重に練習を進めたんです。
おかげで、生まれて初めて「知らないうちに暗譜していた」という体験をすることが出来ました
そして不思議なことに、曲に向き合えば向き合うほど、哀しい心も怒りの心も次第に解けていったのです。
曲が仕上がるころには、気持ちはすっかり浄化され、哀しかったことなど日常の中に埋没して見えなくなっていました。
幸せになれるよう願い込めて始めた、モーツァルトの「キラキラ星変奏曲」とともに、発表会で弾きました。
そのころはもうりんりんがお腹にいたので、二人で一緒にステージに上がったことになります。
※その1ヵ月後、「コイワDEピアノムシ」で「キラキラ星変奏曲」のみ弾きました
練習していく過程で、心が浄化され、ただひたすらピアノに向かったことによって、左手を動かすテクニックもある程度身についたと思います。
涙で始まったのに、いつの間にか笑顔になってた
大団円でステージを降りられたという、いい経験が出来ました。
あの頃の練習は、自分の中でも良かったと思っています。
今ではピアノだけ弾いていればいいという生活ではないので、また状況は違いますが。。。
でも「革命」が弾けるようになったという事実は自分の中でも快挙だし、過程すべてひっくるめて、今の自分を強く育ててくれた曲だと思っています。
昔語りを長々と、失礼いたしました~
「別れの曲」は悔し涙で終わり、
「いつか必ずきちんと仕上げて、改めて母への追悼をするぞ!!」
とリベンジすることを誓いました。
さて。
もう1曲のレパであるOp.10-12「革命」。
こちらはもう少し違う様相を呈しています。
始めた時期はちょうど3年前の今頃のことでした。
4月のピアノ教室の発表会でバラ3を弾き、次の曲はバラ1と「愛の夢第3番」だ!と息巻いていたんです。
ところが、このころから人間関係がおかしくなってきまして。。。
おそらく潜伏期間があったと思うので、もっと前から破綻に向かっていたのだろうと思うのですが、本当の理由は分かりませんでしたし、今でも謎のままです。
職場でもプライベートでもおかしくなっていたので、息のつまりそうな毎日でした。
ある時、
「この思いをどこかにぶつけなければ!!」
と思い、気づいたらエチュードの楽譜を引っぱり出していました。
それはもうまさに本能の行動。
何かあった時はまずピアノ
ピアノを弾かなきゃ~!!って思っていたんですね。
しかし当時の私のレパは、そういう叫びを表現した曲は1曲もなかった。。。
癒し系ばっかりがレパだったんだけど、心境的にそういうのを弾く気にはどうしてもなれませんでした。
で、無意識のうちに選んだのがOp.10-12「革命」。
その頃、練習は平日は時間的に無理だったので、週末まとめてしていました。
なので選曲した週末、早速ピアノに向かってがつがつ譜読み。
どれくらいで譜読み終わったか忘れましたが、かつてないほどの速度で終わったので、おそらくその週末2日間で終わってしまったのではないかと思っています。
それ程の強いパワーで、フラストレーションと悲しみをピアノのエネルギーに変換して取り組んでいたんです。
ショパンは、ポーランドでの革命が失敗し、ロシアの攻撃を受けて故郷のワルシャワが陥落したという知らせ受けてこの曲を作ったそうです。
怒りと、絶望と、孤独が込められた激しい曲調。
そんな大きな哀しみの叫びで出来た曲を、言っちゃなんだけど「たかだか人間関係がおかしくなっただけのちっぽけな哀しみ」などがきっかけで弾くなんて、恐れ多すぎる!って正直思いました。
でも、私にはそれしか自分の心を救う手立てがありませんでした。
通っていたピアノサークルには足を運ばなくなり、誰にも会わず、どこにも出かけずに、家にこもってひたすら「革命」の練習。
レッスンに行く以外は、そんな週末が続きました。
当時はそういう環境で、今とは違って時間はふんだんにありましたからね。
5時間とか平気で練習していました。
それはもうまさに、山奥にこもっての修行!!
もしくは女工哀史!!
「空手バカ一代」というマンガで、主人公・大山倍達が山奥で修行をする際に、人里に下りられないように片方の眉毛をそりおとして、
「ぬはははは!バカの顔だ!」
というようなことを言って高笑いしてるシーンを思い起こします。。。
しかも片手ずつの練習を繰り返し、合わせるのはレッスンのときと練習の締めくくりのみ、というスタイルが半年も続きました。
ショパンと向き合うことにはやはり畏怖を感じていたので、慎重に慎重に練習を進めたんです。
おかげで、生まれて初めて「知らないうちに暗譜していた」という体験をすることが出来ました
そして不思議なことに、曲に向き合えば向き合うほど、哀しい心も怒りの心も次第に解けていったのです。
曲が仕上がるころには、気持ちはすっかり浄化され、哀しかったことなど日常の中に埋没して見えなくなっていました。
幸せになれるよう願い込めて始めた、モーツァルトの「キラキラ星変奏曲」とともに、発表会で弾きました。
そのころはもうりんりんがお腹にいたので、二人で一緒にステージに上がったことになります。
※その1ヵ月後、「コイワDEピアノムシ」で「キラキラ星変奏曲」のみ弾きました
練習していく過程で、心が浄化され、ただひたすらピアノに向かったことによって、左手を動かすテクニックもある程度身についたと思います。
涙で始まったのに、いつの間にか笑顔になってた
大団円でステージを降りられたという、いい経験が出来ました。
あの頃の練習は、自分の中でも良かったと思っています。
今ではピアノだけ弾いていればいいという生活ではないので、また状況は違いますが。。。
でも「革命」が弾けるようになったという事実は自分の中でも快挙だし、過程すべてひっくるめて、今の自分を強く育ててくれた曲だと思っています。
昔語りを長々と、失礼いたしました~
ご訪問ありがとうございます
こんにちは、キアラと申します。
家事に育児に大忙しの毎日ですが、合間を縫ってピアノライフも楽しんでいます♪
どうぞよろしくお願いいたします。
♪~練習中の曲~♪
※通年※
★バッハ
インヴェンション
※2011年発表予定曲※
<新曲>
☆シマノフスキ 変奏曲Op.3 ☆Oriental Wind 久石譲 <リベンジ> ☆リスト 愛の夢第3番 ☆ベートーヴェン ピアノ・ソナタ第8番Op.13「悲愴」全楽章 ☆吉松隆 ピアノ・フォリオ…消えたプレイアードによせて <続投> ☆ショパン ポロネーズ第6番Op.53「英雄」 ノクターン第13番Op.48-1
☆シマノフスキ 変奏曲Op.3 ☆Oriental Wind 久石譲 <リベンジ> ☆リスト 愛の夢第3番 ☆ベートーヴェン ピアノ・ソナタ第8番Op.13「悲愴」全楽章 ☆吉松隆 ピアノ・フォリオ…消えたプレイアードによせて <続投> ☆ショパン ポロネーズ第6番Op.53「英雄」 ノクターン第13番Op.48-1
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