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先週、ふと思い出したことがありました。

学生時代、「コンサート回り」で行った先で聴いた合唱曲のうち、どうしても忘れられないものがあったのです。
パンフレットは既に処分してしまったので、作曲者も作詞者も、組曲のタイトルも分からなくなっていたのですが、覚えていたのが、
・東北地方の飢饉がテーマの歌であること(凄)
・無調の混声合唱曲
・歌った団体名

だけだったので、それを頼りにいろいろと調べてみました。

聴いた年代と、歌った団体を勘違いしていたので、少々時間はかかりましたが、曲のデータは判明しました。
それは…。
混声合唱のための
五つのピエタ
作曲:間宮 芳生
作詞:大久保 景造
1.風と石の暦
2.火と草の賦
3.血の花
4.石の碑
5.北の墓
 

調べたところによると、作詞した大久保景造という人は青森県八戸市の方で、その地方に伝わる「えんぶり」「墓獅子」などの伝統芸能をテーマに盛り込んで作詞したということでした。
度重なる飢饉にあえぎながら、それでもなお生きてきた人々の叫びを綴った詩で、パンフレットに掲載されたものを読んで胸が痛くなったことが、今でも忘れられません。

曲を実際に聴いての印象は、
「陰惨」
「荒涼」
「寂寞」
「凄まじい」

という言葉しか思い浮かばず、生々しい感触で心に深く刻みつけれられてしまったのでした。
しかも、聴いたステージでは最終ステージになっていたので、
「こんな気持ちのままどうしろというんだろう」
と思いながら帰宅したんですよね。
一人で行ったからなおさらどうしたらいいのか分からないような状態で
アンコール曲も何だったのか忘れてしまうほどの威力がありました。

あまりにも気になるので、音源を探したところ、東京混声合唱団によるLP(古っ!)ならあるらしいのですが、CDにはなっていないようなのです。
なので、とうとう楽譜を取り寄せてしまいました。。。

巻末に書かれた歌詞を再び読んで、やはり生々しい印象を受けました。
曲は、何といっても無調なので、上手く音を頭の中で再現できませんが。。。
何というか。。。楽譜だけ見ても凄い曲ですね~

この作品はかなり昔に作曲され、いろんな団体が歌っているようです。
ステージに上げるまで、どんな練習がなされたのか、指揮者がどんな風に解釈し、まとめていったのかが非常に気になります。
歌ってみたいところですが、練習中胸が痛くなりそう

合唱の名曲の一つとされ、全日本合唱センターにより「日本の合唱作品100選」に選ばれています。
「土の歌」とか、「筑後川」「水のいのち」など、超名曲と一緒に列挙されてるというわけですね。
その割には音源がないのがね。。。残念です。

ああ、合唱の話をしていたら。。。
歌いたくなってきたなぁ~。
そんな暇、いつになったら出来るだろうか

拍手[2回]

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産後初めて、電車へ乗って少々遠くへお出かけをしました。
実は、大学時代大変お世話になった大先輩のポルコさんが、演奏会(男声合唱)に誘って下さったのデス。

キアラが大学時代入っていた合唱団には交流校がありました。
その団のの常任指揮者が、うちの合唱団の先生の師匠だったというつながりデス。
ポルコさんはその団での大先輩であり、今日お誘いいただいた演奏会で指揮を振るということで、キアラ大変楽しみにしておりましたデス。

ホールでは、自分の合唱団の先輩であるI先輩にも遭遇。そのまま合流しましたデス。
他にも懐かしい顔ぶれがちらほらしていました。

現役の子達は、人数は少なかったのデスが、結構声が前に出ており、歌っている顔も活き活きとして楽しそうでした。
若く、それだけに荒削りな印象のある演奏ではありましたが、むしろキアラはそれを好ましく思ったデス。
元気が良いから気持ちが良い!

OBが加わると更に迫力が。
なかなかキレのある演奏だったデス。
まるで、ビールをくぅ〜っと飲んで、「っかぁ〜!!旨いッ!」というかのような爽快感がありましたデス(爆)

ポルコさんのステージは1曲だけでした。
「もっと曲数あったら良かったのにね〜」
と、I先輩と二人でもの足りなく思っていたデス。
指揮が素敵だったので尚更デス。

声の色は、昔から変わっていないような気がします。
代はすっかり変わっているのに不思議デス。
なので、懐かしい気持ちがしました。

キアラは、これまで本当にいろいろあったので、学生時代など、疾うの昔に遠くへ行ってしまったように思っていました。
まるで、大きな河の向こう岸に、大切なものみんな置いてきてしまったかのような距離感がありましたデス。
でも、今日の演奏で、様々に思い出すにつけ、まだ自分の手元にあってそう遠くへは行っていなかったのだな、と実感しましたデス。

新鮮だったけど、どこか懐かしい。
幸せなひとときでしたデス。

…と、ぼんやり浸ってもいられない事態が!

キアラはりんりんを母乳だけで育てています。
何時間も授乳しないとどうなるか!

それはそれは大変痛いことになるのデス!!

…というわけで、寄り道もせず、一目散に帰宅したのでした。

帰って速攻で授乳したのは、言うまでもありませんデス。とほほほ〜。

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ご訪問ありがとうございます


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