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ピアノムシ演奏会から1週間が経過しました。
早いですね~。

3月の発表会の勢いそのままにピアノムシ演奏会まで来ちゃったので、自分でも想像を絶する体の疲れが来ました。。。
なのでこの1週間はほとんどピアノを弾かずにいました。
さすがに昨晩は弾きたいなと思っていたんですが、そういう時に限って家事が全然終わらなかったりするんですよね
家事を始めたときと同時に「風の谷のナウシカ」のDVDを見始めたんですが、全て終わったときナウシカも終わっちゃうって、どんだけ時間食ってんだよ

そんなこんなで体は悲鳴を上げていたので結局練習できず、また今朝に限ってりんりんが早起きしちょっちょんだったので、朝も練習できないまま、レッスンへ向かうはめになってしまいました

そんなボロボロな状況だったのに、私が持って行ったのは何と3曲!!!

「亡き王女のためのパヴァーヌ」
「月の光」
「英雄ポロネーズ」


欲張り以外の何物でもないメニューです。
でなけりゃ調子に乗ってるんですよ。。。

でもどうしても「英雄」は入れたかったんだ。。。
「レッスンに持って行った」という事実が必要で、それが本格スタートの合図になると自分で思ったからなんです。そうでもしないと私は意志が弱いので、どこかでくじけちゃいそうだったからです。
「英雄」のハードルがどの程度のもので、私の力でちゃんと越えられるのか、何も知らないよりは、ある程度見通しが立つといいかと思って。。。

では本日のレッスン内容をば。

亡き王女のためのパヴァーヌ
例によってマッサージから始まりましたが、今日の状態は「普通」だそうです。
前回の精神的にも肉体的にもささくれていたときのほうが、より悪かったらしい。
確かにコンディションは最悪だったので、やはり先生は全てお見通しなんだな、と思いました。
基本的には、4・5月に受けた注意と同じ。1音1音、音質がばらつかないように、しっかり力を抜いて準備してから、次の音を弾くように。
腕から指先にかけて、エネルギーを妨げるものは何もない状態にする。「大きなプリンに爪楊枝をすっとさしこむように」鍵盤に指を「入れる」。
先生のコメントのはしばしから、「この曲は現在発展途上にある。今回発表したことは通過点で、まだまだ良くする余地あり」と感じられた。

月の光
椅子の座り方・姿勢の取り方を中心に注意を受けた。
これが解決すれば、ほとんどの問題が解決するが、それはとても難しいし、なかなか出来ることではないということでした(厳)
Tenpo Rubatoに入ってから、両手で和音を弾く時に怖がっているせいか背中に力が入っている。それにルバートでテヌートなのに、テンポを速くする必要全くなし!!
アルペジオのところは、メロディーは指を立てて。

英雄ポロネーズ(冒頭~テーマ1回目まで)
「ゆっくり丁寧に弾いていけば、ある程度のところまでは弾けるようになるし、今持っているテクニックからアプローチしていくことは可能だ」というコメントがまずあり、手放しで弾けるようになりますよ!とは言われなかった(当たり前のことだけど)。
やはり先生も手ごわい曲だと思っておられるのか、「かなり弾きなれていても、本番はどうなるか分からない」というようなことをおっしゃっていた。
冒頭重音の半音階は、手の方向をまっすぐ、指は立てめに。
和音をつかむときは(単音の時もだけど)腕がサポートする。手のひらなど固めてコントロールしない。
テーマ左手、要は「リズム感」。楽譜に書かれたスラー(2個セット)に惑わされて、強拍を見逃さないように。しっかりと拍を感じて弾く。

今回は特に椅子の座り方・姿勢の取り方を重点的に注意されました。
どうも弾く時に、腕に余計な力が入りやすい座り方・姿勢をしているらしく、本当に逐一注意されてました。
「坐骨にしっかり体を預けて」
「骨盤はやや前に。その時腰が反らないように」
「丹田を意識して」
って。。。意識すると余計力が入る。。。
なので、分からないことはこちらからも徹底的に質問し、出来ているかどうかチェックしてもらい、無意識のうちに力が入っていないかどうかも逐一質問していきました。

音も1音1音指や手首や腕を持って直され、挙句の果てには、
「首に力を入れない、首で弾かないで!」
って言われる始末。
先日ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで優勝した辻井くんの、力の抜けた弾き方が引き合いに出されました。
彼は首に力が入っていない、視覚を使っていないせいもあるが(楽譜を見ようとして首に力が入ることが多いらしい)、もともとそれが出来る素質があったからこそあのような自然でいい演奏が出来るのだ、と、姿勢的な面からコメントされていました。

普段の生活から首に力が入りやすい私にとっては、力を抜くことが難しくて、先生に頭の角度を変えられたり、髪を引っ張られたりしながら指導されておりました

まあそんなこんなで1時間半のレッスンがめちゃくちゃ密度の濃いものになったわけですが。。。

最近先生の要求するレベルが高いように思えるし、音へのチェックも本当に1音1音って感じだし、とにかく全体のチェックが微に入り細を穿つようになってきたんですよね。
厳しい言葉も多くなってきたし。。。

そうすると、1曲仕上がるようになるには気の遠くなるような道のりが必要に感じられて、
「遠い~遠い~、はるかな道はぁ~」
とべそかきながら歌いたくなっちゃうんですが。。。

でも裏を返せば、要求が多くなったということは、それに応えられる力が見込まれている、ということなのかも知れない!!
それだけレベルが上がったということなのかなあ?
ちゃららっちゃっちゃっちゃー
キアラは レベルが あがった!
HPが 3あがった!
MPが 4あがった!
ちからが 2 あがった!
うんのよさが 2 あがった!
バイキルトの じゅもんを おぼえた!(←何故!!)
これは、喜んでいいことなのかなあ?

練習はこれからギザ厳シスになってくるけど、そうであればあるほど燃えるんだよね
こうやって銀色のはるかな道を往くようになるんだね。
よーし、頑張るぞ~!!

でも今日は疲れたから、寝っるぞ~!
村上春樹の「1Q84」読み終わっちゃって、気も抜けてることだしね。。。

では、おやすみなさいまし

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ええ。。。

もう、めりこんでいますとも。。。

地面に肩までめりこんでおりますとも。

頭からずっぽりとめりこんでおりますとも。

今日はね~、実にタイミング悪いレッスンだったんですよ。
その理由を説明する前に、まず本日のレッスン内容からいってみましょう。

亡き王女のためのパヴァーヌ/ラヴェル
※本日は主に強弱と表情づけを中心にご指導いただいた。
この曲では、pの音量は中間くらいと考える。その下にpp、pppがあるので、それらをより小さく「聴かせる」余地を残す。
f、ffは思う以上に出してよい。そうすることにより、p以下との差がつき、メリハリが出る。pを小さく弾こうとするより、このように強弱の差をはっきりつけることを意識する。
一つ一つの音をはっきり発音する。そのために、指をしっかり動かす。
鍵盤を押し込まないように注意。指を下ろしたときに、「鍵盤があるから」と反射的に止めようとするのではなく、液体か何かに指を入れるが如く、鍵盤の底に限界を感じないような感覚で弾く→結果、音に透明感が出る。
フレーズの終わりや、音楽に変化が生じる箇所(ペルルミュテール版にはご丁寧にブレスが書いてある)は、一呼吸置いて弾き方を変えるなど工夫する。
大切に弾きたいところ、大きく音量を出したいところなどは、弾き分けて表情をつける。

と、内容的にはやっぱりそれほどないように思われるかも知れませんが、言われたとおり実現させるのにえらい苦労しまして
課題は山積みなわけでございますよ。。。

で、何がタイミング悪かったかというと、
本番まであと2週間である。
音作りに相当専念していたので、自分でもできるじゃんと思って性懲りもなくたかをくくっていた(愚)
しかし、出来ない個所は本当は分かっていて、知らないうちに見ないようにしていたらしい。
生理前でイライラしていた(というかもう始まっているのだけど)
という悪条件が綺麗に揃いまくっていたのですよ。

本番が間近に迫っているのに、まだやることが山のようにあって愕然とした、ということ。
出来るじゃんと思っていたのに山のように注意され、鼻っ柱を折られたこと。
出来ない個所を見事に指摘され、図星をさされ、自制心をコントロールできなくなっていたこと。
ホルモンバランスに振り回されて、「反抗期のがきんちょモード」にスイッチが入ってしまい、素直に指導を受けることができなかったこと。

これらの事実が私をめりこませたのだああああ~!!

もうほんと、バカですよあたしゃ
何で学習能力ないかな~
痛いところ突かれて、自分の感情を処理しきれなくなったからって、素直になれないなんて。
そんなタイミングの時は何度かあって、そのたびに自分を恥じるんだけど、性懲りもなくまたやらかしちゃって。。。
こないだ歳をとったばかりなのに、進歩がなーい!!

こんな状態で頭抱えてあうう~っと唸っていたら、先生は実に涼しい顔で、
「問題ないですよ?
と仰る。。。

えええっ、本当ですか?

「これは仕上げのための作業ですからね。ずいぶん(演奏が)きれいになりましたよ!」

ああ、なんて温かいお言葉。。。

しかも、自分の弾き方がどうしても納得いかなくて、
「指を立てて力を抜こうとすると、肘がどうしても上がるんだけどどうすればいいのか?」
という質問に対し、
「主導権は手首にあるので、肘はサポートする程度なら上がっても問題ないですよ。要は肘でコントロールしようと思わなければいいだけですから」
というようなことを、さらっとこともなげに言って下さる。。。
そしてちゃんと、納得いくようにもう一度弾かせてくださる。。。

何と有難い先生なのだろうか。。。

もう、自分が恥ずかしいです。
ひたすら反省なのです。

次回のレッスンの連絡メールをした時、今日の態度を素直に謝ったら、

「演奏は今日はとても綺麗になりましたよ以前と比べても短期間で非常に上達されたと思います。自信を持って、のびのびと演奏して下さいね」

とお返事が。

先生。。。
あなたは聖人デスカ?

やはり先生はすごい。。。
ありがたすぎて涙ちょちょぎれます!!

本番前だろうと、課題はたくさんあることには変わりないし、この曲だって、演奏会が終わったら終わりじゃない。
だから、もうちょっと前を向いて頑張ろうと思います。

さて、地面からやっと頭が出てきたぞ。
今日のところは寝ることにしまーす

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今月何と2回目のレッスンでございます

前回のレッスンが5日。
月2回レッスンを入れたのは、産後初めてです。

さてさて。
今回も「亡き王女のためのパヴァーヌ」をきっちりレッスンしていただきましたよ

ピアノは全身運動、とお考えの先生は、まず生徒の体をほぐすところからレッスンを始められます。
私とて例外ではないのですが、「亡き王女」を見てもらうようになってからは、いつもより長く体をほぐしていただいています。
どうも他の曲よりも、肩甲骨のあたりや背中がゆるんでいないと弾きづらい曲なので。。。
なので、この体ほぐしは、「亡き王女」のレッスンの重要な一部として考えています。

十分に体がほぐれたところで、実際に弾いてみることに。
冒頭右手のGを弾いただけですかさず注意が入りましたっ

弾き始め(またはちょっと離れた音に移る時)で構えない。構えてしまうと力が入って、音が詰まる。
メロディは力を抜いてふわふわ弾くのだけれど、少々硬質な響きも欲しいところ。なので、鍵盤に対して指を直角に入れる。内声はそれほど指を立てずに弾き、メロディと音質の差をつける。
一音弾いたら、きちんと力を抜き上げて次の音へ移る。いきなり飛びこんだりせず、準備をして弾く(でも構えない)。そうすることによって「音の質」がそろうので、美しい音でレガートが可能になる。
※ロマン派のレガートのつけ方とは違うようだ。
腕(というか肘?)をあげて音をコントロールするのではなく、手首を使う。使わないとこの曲の場合特に、綺麗に弾けない。
各テーマの部分、特に音が多くなってくる後半の二つは、上記の注意を意識しながら弾くのは非常に難しいため、慣れるまではとにかくゆっくり練習すること!

今回も、曲想とかの前にやっぱり「音作り」関係の注意がほとんどでした

家での練習で、「だいぶ仕上がってきたなー」ってひそかに思っていたけど、とんでもないッ
まだまだやることたくさんあるなぁって反省いたしました。

こうして文章にすると、注意点はそれほどないように見えますが、先生は肩を揺らしたり首に力が入っていることを指摘したり、指の角度を注意したり姿勢を注意したりと、実際に体に触れながら調整してくださっているので、内容はかなり濃いです。
というかピアノと整体かけ合わせたみたいな不思議なレッスンになっておりました

小指の角度は逐一直され、ちょっとでも音質が合わなければ即注意されたので、こりゃー大変だ、と思っていたら、曲の途中でテンポが上がり、先生も直すだけで何も言わなくなり、私もそういう弾き方に慣れてきました。
結構気持ち良く弾けたし、感覚もすぐにつかめたので嬉しかったです
先生も「良くなってきましたね」とお褒めの言葉をくださいました。

今までレッスンでやってきたことが知らないうちに蓄積したので、感覚が掴みやすかったんですね、と温かいコメントも

とっても嬉しかったんですが、はたして家でも同じ感覚で練習できるかしら?
「気持ち良かった」という感覚だけ持ち帰ってくださればいい、と先生はおっしゃるんですがね~。

あと今日は、ベルガマスク組曲の「プレリュード」もみていただきました。
ピアノムシで弾いてみようという目論見もありますが、何よりも変化した演奏を聴いていただきたかったんですよ。
私が久々にこの曲を弾いたときの驚きを話すと、

「特にこの1年は本当に変わってこられましたよね。純粋に音に向き合っていらっしゃるように感じます」

と仰ってくださいました。
これは本当にうれしいコメントでした。

実際に弾いてみて、少ないですが以下のような注意が。

前の弾き方の癖が残っていて、次の音を弾く時に急いでしまう。丁寧に。
16分音符は急がない!
冒頭の細かい音は、次の音が予測しにくい音型なので、ゆっくり練習して指に何の音を弾くのかきちんと覚えさせる必要がある。

ゆっくりさらいなおせば、きれいになるという話でした。

今日はいいお天気
先生のご自宅近くの桜並木は、見事な新緑に。
プレリュードの色と同じで、とてもきれいでした

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プレリュードってこんな色

今日の「ランチDE反省会」はパスタ♪
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納豆とオクラのとろとろパスタ~♪

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レッスン用に、Cath Kidsonのバッグを買いました(高かった)。
母親が生きていたら、絶対好きそうな柄です。

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今年も先生のご自宅付近の桜を見ることができました
あいにく曇ってはいましたが、ちょうど見ごろを迎えたところで綺麗でした。
 
今日は発表会後最初のレッスンでした。

もちろん曲は「亡き王女のためのパヴァーヌ」

とりあえず今日まで、ほぼ毎日のように15分とか30分とか、たまに1時間とか、とにかく隙間時間を活用して練習し、レッスンへ持っていけるように曲作りしました。

今日は先生が時間を多めに取って下さったので、1時間半レッスンが可能になりました。
最初は発表会の話題になり、ここでもまたおほめの言葉をいただいたので、余程大きな変化だったんだなぁと自分でもふむふむ感心しちゃいました。

そして先生の前で、「パヴァーヌ」初披露

最後まで弾き終わると、
「はい、分かりました」
と先生は何か納得された様子。

何が分かったのぉ~

先生は、以前メールで送った予定表をプリントアウトしたものを出してきて、6月6日の演奏会までは、とりあえず間に合うと仰ってくださいました。
ただしこないだの発表会のようなレベルまでにするには、もうちょっとかかるという話。

先生が納得されたのは、私の演奏で今後何をやっていったらいいのか、その方向性が見えたことだったようです。

で、そのあとかなり長い時間にわたって体をほぐして下さいました。

今回はラヴェルということで、ロマン派の音とは違う音にしていった方がよい、とのこと。

で、それはどうやって出したらいいかというと、

肩や腕を固くしないで、スーッと「素通り」させるような感じ。ピアノを通り抜けて、外まで音を通す感じ。

。。。何だかすごく抽象的な言い方ですが、要はそこまで力を抜いて、固い部分がどこにもないような状態で弾くということなんですね。

実際に先生にサポートしてもらいながら弾いたら、
「えっ、ここまで力抜くの?」
ってびっくりするほど力が要らないのが分かりました。

そして、そうすることによって、求めてるのに近い澄んだ音色が「トォーン」って出てきたの!

家ではどちらかというと、ガシガシ弾いてて「何か音が違う」と思いつつ、形にすること優先にやってきてた。
うーん、これからは、音作りも視野に入れて練習した方がいいですね!

今回のポイントは上記のほかに、
一生懸命になりすぎず、少しボーっとした感じで弾くとよい(現実感があまりなく、ぼかした感じに)
「手や腕はふわふわ浮いてる状態で、時々指を伸ばして鍵盤に触れる瞬間がある」感覚で弾く
右で取る音、左で取る音を毎回きちんと確認する
1週間くらいは、ベース・メロディーの2声で練習し、ふわふわの音を出すことに慣れること

とこのように課題が山のように

で、前回の発表会でも反省点となった「間の取り方」。。。
「パヴァーヌ」はまさに間をとってなんぼの曲
これでサクサク先に行っちゃうような演奏したら、曲の良さが台無しになる!

って思って先生に相談すると、それは腕の動かし方でいくらでも間は取れますとのことでした。
腕の滞空時間や音から音への移動の間の腕の動かし方ってことですね。
うーん、やはりこれは合気道や太極拳とつながるものがあるぞ!

今日初めて分かったのは、先生はラヴェルがかなりお好きとのこと
好きすぎて、なかなか手掛けられないそうです。
思い入れが強すぎると、曲への取り組みも一生懸命になりがちで、ラヴェルの音作りはその対極にあるので、そのあたりの兼ね合いが難しいらしいです。

私は今回初ラヴェルですが、練習中メロディーだけとかベースだけとか弾いても、単旋律でも心の琴線に触れる音の配列だと思っていました。
先生も同感らしく、二人でその辺共感しあって、ラヴェルの旋律の中にある不思議な感傷について盛り上がってしまいました。

今までのロマン派とも、同じフランスもののドビュッシーやプーランクともまた違うアプローチに、新鮮味を感じています。
今後の練習&レッスンが楽しみです

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今日はお天気に恵まれ、しかもぽかぽか陽気で日差しも明るかったので、もうすぐ春がやってくるのねと気分までうきうきしちゃいました。

さて、今日は発表会直前レッスン。

ここのところ力技で時間を捻出し、1週間にピアノに触る時間をなるべく多く取ろうということで頑張ってまいりました。

その成果をここにっ!

でも先生の前で弾くと、暗譜はほぼ出来ているのに緊張して出来上がりは2割減になっちゃうの

それでも、私の努力の成果は先生に分かっていただけたようで、
「だいぶ良くなりましたね」
って褒めて頂きました。

しかーし!!!

「もっと良くなるためにもうちょっとやっていきましょう」

ってにっこり笑って、以下のようなチェックが入りました。

シベリウス/ロマンス Op.24-9

冒頭~10小節目、右手の伴奏形は、綿で綿を掴むようにふわふわと。でもふにゃふにゃにならないように。
左のメロディーは、遠くにいる人にも聴こえるように、少々大げさに指を動かして発音する。
演劇のセリフ回しと同じ感覚。
10小節目~、dolceは温かい感じで響かせて。
同じメロディーの繰り返しである14小節目以降のpiu pianoは繊細に、エコーのように。
このように差をつけるとメリハリが出るし、pを出すことで次のfが際立つ。
26小節~、2重和音の下降形は、冒頭右の綿で綿をつかむ感覚を使う。
49小節~、オクターブが右左交互に出てくる箇所は、右と左両方とも音を鳴らしている瞬間を作りたい。
なので一つの音を弾いたら、すぐに指を鍵盤から離さないこと。
54小節、手で紙などを「くしゃっ」と丸める感じで下降する。力は抜き、速く弾こうとか思わないこと。
55小節、スケールは手のひらを使って動かす。3・4・5指を弾く時、手のひらを閉じる感覚で。

エルガー/愛の挨拶
基本的には「ロマンス」で指摘されたテクニックが活かせる。
シンコペーションを守るために、次の音を弾く時に指をなるべく鍵盤から離さない。

。。。こ、細かッ!!!
直前だというのに、細かッ!!

ここに挙げた以外にも、実は様々な細かい指摘をされてるんだけど、長くなりそうなのでとりあえず割愛

しかしおかげさまで、家での練習中に「なーんかしっくりこないのよねー」って思っていた箇所がしっくりくるようになったりして、すっきりした気分に

ただし、「ロマンス」に出てくるスケールだけは、今回のレッスンだけでは解決しない問題として、次回以降に持ち越しになってしまいました。。。
スケールはやっぱり、長いスパンでじっくりとテクニックを身につけないとなのね。。。

レッスンでのアドヴァイスを、1週間弱でどこまで反映できるか分かりませんが、頑張ってみようと思います。

さてさて。

発表会のパンフレットをいただいたんだけど、そこに生徒一人一人のコメントが載ってるんです。
それを読んでみると、弾く曲への思い入れや、レッスンで憧れの曲を弾けるようになったという喜びの声、手を痛めてピアノはあきらめていたんだけど、でも弾きたいという熱い願いなど、様々な形のピアノへの思いが伝わってくるんです。

皆さんそれぞれに、いろんなことを抱えながらやってるわけで、私もそのうちの一人だし、大変な思いをしてるのは私だけじゃないんだなぁって思いました。

そういう仲間たちと一緒にステージに乗れるって心強いですよね。

あー、発表会が楽しみになってきた
どきどきはするけど、それ以上に楽しみだわ~!!

がんばろうっと。

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ご訪問ありがとうございます


こんにちは、キアラと申します。
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