アクセス拒否 夜のパヴァーヌ ♪pavane de la nuit♪ シンフォニエッタ(ヤナーチェク) 忍者ブログ
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先週、初めて再放送ではないリアルタイムで放送されたものを録画しました。
それが、ヤナーチェクのシンフォニエッタ。

この曲は、今年ベストセラーとなった村上春樹の「1Q84」の中で取り上げられ、一時期はジョージ・セル指揮・クリーヴランド管のCDが売れたとか売れないとか

いろいろ忙しくて時間が取れず、やっと今日見ました~

内容としてはこんな感じでした。

演奏
クリスティアン・アルミンク指揮/新日本フィルハーモニー交響楽団
コメンテーター
野本由紀夫(玉川大学芸術学部准教授・音楽評論家)
佛坂咲千夫(NHK交響楽団トランペット奏者)
エヴァ・ミクラス(歌手)

クラシックの常識にとらわれない、自由な曲。

第1楽章
冒頭は、全て♭のついているメロディー。
 →哀愁を感じさせる、不思議な響き。
 →ペンタトニック(5音階旋律)=異国情緒を感じさせる。
 →伴奏は、「空虚5度」の連続。調を決める真ん中の音が抜けた状態で続いている。
 →これは和声学では禁じ手
この楽章では、トランペット9本+ティンパニだけという構成になっている。
 →トランペットの音域の最低音より、低い音を要求されている。
 →最低音はミ。でもここではミ♭がでてくるため、スライドの部分をうまく使わないといけない!
指揮もしづらい曲!
 →フルートが高音域を出す…集中が切れると、オケはパニックを起こす。

この曲は、ヨーロッパの社会情勢が関係してくる。
 →チェコ独立が1918年。その8年後にこの曲は作曲された。
 →自分たちの思う通りの曲を書きたい…。
 →その思いが、西洋クラシックの常識を破ってしまったのではないか。

この曲は「ファンファーレ」である。
 →祖国の独立を祝うファンファーレ。勝利の響き!

第2楽章
舞曲風→いきなり曲調が変わる!
 →このあたりも、常識破り。

シンフォニエッタ=小さな交響曲であるが、この曲に関しては、従来の交響曲の構成をなしているものではない。
この曲の構成は以下の通り。
・第1楽章 ファンファーレ
・第2楽章 城
・第3楽章 女王の修道院
・第4楽章 街路
・第5楽章 市庁舎
ヤナーチェクが育った、モラバ地方ブルノのモチーフ。

第3楽章
短いパーツ(部分)のユニットで出来ている。
 →「タター」というリズム=パーツの繰り返し。次々といろんなメロディー、いろんな楽器に当て嵌められていく。
 →次第に大きくなり、しまいにはプレスティシモにて暴力的な勢いを持つようになる。
 →植物が育つがごとく、次々に枝分かれし成長していく雰囲気を持つ。大きな樹が育つがごとくの作曲法。

ヤナーチェクの作曲法=「発話旋律」
 ※発話旋律=人の言葉の抑揚から生まれた旋律。(例:「ぞうさん」)
→「誰のせい?」「どうして?」など、責め立てるニュアンスの旋律が続く(チェコ語)。

第4楽章
発話旋律っぽい?みんなに呼び掛けているような感じの旋律。

ヤナーチェクは、人の言葉と旋律との関係にこだわり、論文も書いた人。

第5楽章
※あまりコメントなし?

ヤナーチェクは、38才年下の恋人・カミラと散歩している際に、野外音楽堂から聴こえてくる音楽を耳にして、幸福感を持ってこの曲の着想を得る。
愛する女性の出現により、生きるエネルギーを得て作曲した。

すみません、今回はまとめづらかったです。
しかもこれを書いている今、ちょっとお酒入ってますんでますますあやふやなかんじに

今回のオケの指揮者、アルミンクさん(鼻血)。
ゆっきーさんあたりからいろいろとお話は伺っていましたが、やはり超絶イケメンです!
顔ちっちゃい!
背~デカっ!
そして指揮は優雅。。。
ちょっと私の方は、アルミンクさんによって生きるエネルギー注入されちゃった感じです

ヤナーチェクというと、前に書いたショスタコーヴィチ以上に縁のない作曲家だし、「1Q84」読んでいても音源を探すことすらしなかった私ですが。。。
クラシックっぽくない曲調と、エネルギッシュな勢いを感じるこの不思議な曲にちょっと惹かれています。
たぶん、音源はセル/クリーヴランド管以外で探すかと思います(ひねくれ者)。

「発話旋律」の個所で、ヤナーチェクは「モラバ民謡集」という、故郷に伝わる民謡の蒐集をしたという話が出てきており、歌の一節が紹介されたのですが、どこか郷愁を感じる不思議な旋律で、ちょっとほろっとくる感じでした。
それが結構印象深かったです。

実はこの番組、地上波で録画した「ロミオとジュリエット」編もあるんですよね。。。
レポもう少しお待ちください!
書くことがいっぱいありすぎて、間に合わないわ!

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無題
これ! この新日フィルのシンフォニエッタ、
たぶん、私これの本番前の公開リハーサルを聴きに行きました
最初のトランペットのファンファーレがなかなかそろわなくて、アルミンクさん、何度も何度もやり直しさせてたのが印象に残っています
おかげで最後のほうはかなりそろってきて、「おお~、練習の成果ってすぐ出るもんだな~」と感心した記憶もあります。

アルミンクさん、かっこいいでしょ~~
ていうか、日本人にはいませんよね、こういう指揮者。
金髪、長身、足長、小顔、美形
のだめの千秋先輩もここまではかっこよくないだろうと思います(千秋様ファンの方、ゴメンナサイ)
もう「王子様~~」って感じです(笑)
ゆっきー 2009/11/29(Sun)02:39:12 編集
Re:無題
♪ゆっきーさん

こんにちは!
コメントありがとうございます。

>これ! この新日フィルのシンフォニエッタ、
>たぶん、私これの本番前の公開リハーサルを聴きに行きました

えええっ!
これだったんですか?
公開リハに行かれたのはよく覚えていますが、まさかこれとは。。。
すごい偶然ですね。

>最初のトランペットのファンファーレがなかなかそろわなくて、アルミンクさん、何度も何度もやり直しさせてたのが印象に残っています
>おかげで最後のほうはかなりそろってきて、「おお~、練習の成果ってすぐ出るもんだな~」と感心した記憶もあります。

なるほど。。。そうだったんですね。
演奏者泣かせの曲みたいですからね~。。。
アルミンクさん自身も、指揮するのが大変だみたいなことを言ってましたし。。。

>アルミンクさん、かっこいいでしょ~~

超~絶かっこいいです!
実はリアルタイムでもちらっと見ていたんですが、よく見たら指揮者がアルミンクさんで、もうその時点で鼻血噴射ものでしたからね~。

>ていうか、日本人にはいませんよね、こういう指揮者。

いないですねぇ。
日本人には無理でしょう。

>金髪、長身、足長、小顔、美形
>のだめの千秋先輩もここまではかっこよくないだろうと思います(千秋様ファンの方、ゴメンナサイ)

いえいえ、同感ですよ。
千秋のライバルのジャンだったらきっとこんな感じだろうな~って思いながら見てはいましたが。。。
千秋もかっこいいけど、アルミンクさんの王子な感じにはもう負けちゃいますよね。

>もう「王子様~~」って感じです(笑)

そうそう!まさしく王子様!
もしコンサートに行けたら、絶対P席取るんだもんねっと密かに思っています
キアラ  【2009/11/29 14:37】
懐かしく、きょーふの曲(笑)
キアラさん、こんばんは~! 私も名曲探偵・・朝、どらみ夫がBSつけっぱなしにしてると、時々再放送(多分)見ることがあります。(今朝は辻井さんの密着取材番組見て感動しました~^^)

先日、この「シンフォニエッタ」が出てきたので、思わず見てしまいました。

この曲ね、音大3年の前期定演で、初めてAオケ(って、のだめみたいでしょ~?)に入れてもらった時に演奏したんですよー。

3年生と4年生でAオケ、Bオケ・・と組むのですが、私たちは3年だったので、セカンドヴァイオリンか、一部の友達はヴィオラ持ち替えに回されて弾きました。私はセカンド。

めっちゃくちゃ弾きにくいフレーズの連続で、指揮者は、・・・イケメン?????と コメントしづらいなー(笑)。でもチェコ人だったので、ヤナーチェクにはこだわりがあるらしく、練習もすさまじかったです。怖かった。

トランペットのファンファーレ(12人だったかな?)から始まるあの冒頭も、何となくスラブの香りのする民謡風のフレーズなど、今でもすぐ歌えるくらい覚えてます。

もちろんどのパートも注意の嵐、だったけど、当時の私はセカンドヴァイオリンで、指揮者自らメトロノーム持ってきて、二人ずつ(1プルト、ね)難しいところを弾かされたりしました。(おそろしかった~)

プレストに近いテンポの中で、弾きにくいヘンな音程だらけの16分音符の、たかたか たかたか たかたか たかたか・・・っていうリズムを、寸分の狂いもなく音程も正確に弾くことを要求され、緊張の中でちょっとでも狂うと、へんな日本語で、「あな~た~、りずむ音痴ねぇ~!!!」とか叱られるんですよ~(笑)

今は 笑えますが、シンフォニエッタは、ヴィオラに回された友達も、未だに「しにそーに練習した」曲として、強烈な印象、きっと一生忘れないと思います。(くだらんこと書いてごめんなさいね~)
どらみ 2009/11/30(Mon)00:06:56 編集
Re:懐かしく、きょーふの曲(笑)
♪どらみさん

こんにちは!
コメントありがとうございます。

>キアラさん、こんばんは~! 私も名曲探偵・・朝、どらみ夫がBSつけっぱなしにしてると、時々再放送(多分)見ることがあります。(今朝は辻井さんの密着取材番組見て感動しました~^^)

朝、ということは、8:15からの再放送ですね。
辻井君の番組は、録ったのはいいけどまだ見てません~。
感動の内容のようですね。

>先日、この「シンフォニエッタ」が出てきたので、思わず見てしまいました。

おお!どらみさんもご覧になったんですね!

>この曲ね、音大3年の前期定演で、初めてAオケ(って、のだめみたいでしょ~?)に入れてもらった時に演奏したんですよー。

えええっ!
この曲やったんですか?すごすぎる。。。難しいと思いますが。。。
Aオケって本当にのだめみたいですね!Sオケなんてありそう。。。(笑)

>3年生と4年生でAオケ、Bオケ・・と組むのですが、私たちは3年だったので、セカンドヴァイオリンか、一部の友達はヴィオラ持ち替えに回されて弾きました。私はセカンド。

てことは、上級生がファーストヴァイオリン(←言い方合ってます?)を受け持つんですね。
コンマスもおそらくそうなのではと思いました!

>めっちゃくちゃ弾きにくいフレーズの連続で、指揮者は、・・・イケメン?????と コメントしづらいなー(笑)。でもチェコ人だったので、ヤナーチェクにはこだわりがあるらしく、練習もすさまじかったです。怖かった。

わー。。。チェコ人。。。
それはかなり、こだわって練習されたのでしょうね(怖)
聴いた感じでも、確かに弾きづらそうなメロディーだったと思います!

>トランペットのファンファーレ(12人だったかな?)から始まるあの冒頭も、何となくスラブの香りのする民謡風のフレーズなど、今でもすぐ歌えるくらい覚えてます。

あれ一発で覚えますね!
(♪て~、て~、ててて~、てぃんどん!でしたっけ)
前回見たショスタコもかなり印象的なフレーズでしたが、それ以上のインパクトがあり、ショスタコのフレーズがかすんでしまっています。。。

>もちろんどのパートも注意の嵐、だったけど、当時の私はセカンドヴァイオリンで、指揮者自らメトロノーム持ってきて、二人ずつ(1プルト、ね)難しいところを弾かされたりしました。(おそろしかった~)

うわっ!それは恐怖ですね!
どんだけ厳しいんだって感じですが。。。
しかもあんな難しい曲を、メトロノーム持ってきて。。。ということは、テンポ通りきっちりやれと言う意図ですよね。。。
くわばらくわばら。。。

>プレストに近いテンポの中で、弾きにくいヘンな音程だらけの16分音符の、たかたか たかたか たかたか たかたか・・・っていうリズムを、寸分の狂いもなく音程も正確に弾くことを要求され、緊張の中でちょっとでも狂うと、へんな日本語で、「あな~た~、りずむ音痴ねぇ~!!!」とか叱られるんですよ~(笑)

ぎょえ~!!
寸分の狂いもなく。。。音程も外さず。。。あんな難しいのに
しかもそのお怒りの言葉は、もう食らうとがっくり来そうですね~!
凄まじい練習風景です!

>今は 笑えますが、シンフォニエッタは、ヴィオラに回された友達も、未だに「しにそーに練習した」曲として、強烈な印象、きっと一生忘れないと思います。(くだらんこと書いてごめんなさいね~)

いえいえ!
演奏者の生の声が聴けて嬉しく思っています。
これで、この曲は「演奏者泣かせ」であるという太鼓判が押されました!(笑)
キアラ  【2009/11/30 11:54】
ご訪問ありがとうございます


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