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今月に入ってから、「日本の神様カード」を引いたところ、3枚目にこの神さまが現れました。
3枚引いて、うち2枚がリラックス系の神様だったので、ちょっとこれにはびっくり。
このカードは、
「力とは一つではなく、やわらかい力、硬い力…押すだけでなく引くのも力。身体のの知性と、魂の知性を一つにすれば、計り知れない力が生まれる。真の力がもたらす明晰さが、問題を解決するのを助けるだろう」
というようなメッセージを持っています。
真の力…一体何処から来るんだろうか。
何日か力について考えていたとき、この力が自分をしっかり立たせるものであり、それは、
「自分を信じること」
が源泉になる、と思い至りました。
そう、
「自分を信じる=自信」
ことが、力の源なんですね、きっと。
そのまんまじゃないか、って感じですが、すごく大切なことだと思います。
至ってシンプルなことなんだけど、これってすごく難しい。
自分を信じるには、まず自分を知らなくては始まらないし、
強い部分だけ見ていたのではトラブルがあったときに対処出来ないし…
なので、弱くて、へなちょこで、どうしようもない、恥ずかしくて出来ればあまり見たくない自分の姿とも向き合って、ちゃんと知って、受け容れることが必要になるかな、と思います。
そうすることによって、何か起きた時どこがウイークポイントなのかが分かるから、じゃあそこからどうしたらいい?って考える。
そして、対処法があれこれ見つかって、物事がうまくいく。
…ってね~、言うのは本っ当に簡単
そううまくは行きませんがな
だから何回も凹んで、傷ついて、そこから立ち直っていくのだろうね。
あんまり自分をダメって思わず、そういう自分も愛してあげたいなぁ、とは思う今日この頃です。
このカードの解説で、真の力を出すには、冴えた頭脳・役に立つ情報・創造性の全てが必要となり、肉体もまた知性を秘めているとあります。
そして、今創造性が高まっているときなので、創作活動にも力を入れてみましょうとありました。
あとの2枚も、
「忙し過ぎたり頭で考え過ぎてるかもしれないので、リラックスして深呼吸しましょう」
「傷ついた過去があるなら、そこに向き合い、意識的に手放しましょう」
とあり、真の力を出すヒントをくれているように思います。
実行はなかなか難しいですが…。
心がけるようにはしたいですね。
コンペを意識して出られた方が多い中、緊迫した雰囲気に完全に圧され…
久々に、
「何弾いたのかわかりません」
というくらい緊張しました
産後復帰してから、緊張をしなくなってきてるので、
「これは場数を踏んだ結果だな!!」
と、思っていたらしいです。
…愚かな…
結果、あり得ないミスを繰り返し、最悪のボロッボロの演奏をしてしまったのでした。
しかし、アドバイザーの先生方の評価は意外にも悪くないものでした。
前向きな感じのする、いいものが多く…。
音楽的な感性の部分を感じ取って下さった先生もいて、とても嬉しかったのです。
そういう報告を今日はするつもりで、レッスンへ赴きました。
それから、いろいろとお話ししたいこともあり…。
なので、今日のレッスンは、お話が3分の1を占め、残りはピアノ、といった感じになりました。
ステップについて。
「いい評価だと思います。正しい評価をいただけたようで安心しました」
と先生は仰いました。
たった1日、それも数分で聴いて評価されるので、普段の頑張りの部分はみてもらえないことが多いという話で、だからあまり評価については気にしすぎない方がいい、とステップ前のレッスンでいわれたのですが、この評価ならちゃんと根底まで見てもらえた、と思ってよいのでしょう。
グランミューズのフリーで出たため、評価は4段階のものなのですが、これに関しては、評価を上げたければ、
「ノーミスであるか」
「暗譜が完全にできてるか」
「完成度が高いものか」
このあたりをクリアしなければならず…。
なのでコメントでよい評価をもらえても、ここに関してはいい評価は出づらいから、今回は仕方がない、ということに。
だって曲、5ヶ月突貫だったもんね
自分のピアノについて。
「タッチがまずいんだと思います」
と言ったところ、それはタッチだけの問題ではないという話。
今タッチの問題で行き詰っているとすれば、他の面(例えば、次の音の対応や流れの作り方など)に対するフォローも必要で、総合的に問題を解決するよう取り組むことが必要になって来てるんだそうです。
やることが多くて困っているのは、上手くなったという証拠。
嬉しいことは嬉しいけど、更に課題が多くなり、時間のやりくりも大変なことになってきています
次回ステップ。
年内出ようと思ったんだけど、もう曲がありません。
というか、リベンジにせよ新曲にせよ、もう仕込んでる時間がないのです。
なので、年内はやめて、来年早々ということにしました。
焦らずじっくり。これ大切にしようと思って。
連弾について。
「要は人間関係ですからね。相性もありますし」
…これを言われては…
嗚呼。
そのあとは、通常のレッスンとなりました。
メニューは以下の通りです。
ショパン/ノクターン第13番Op.48-1<初回>
私が使っているウィーン原典版と、他の版とがやはり違う点を少し指摘されました。
・Aセクション
6小節2拍目、左の一番上はAs。音を間違えないように。
7小節1拍目、音価は正しく。
この曲は休符が命。休符の個所に、僅かながら音が残っているところがあるので、残さないように気をつける。
左の16分音符+8分音符の進行、ペダルをしっかり踏み変えて濁らないように。
20小節、前打音は拍外に。
・Bセクション
ここは曲中でも「祈り」のような、敬虔な雰囲気のところ。この世のものではないような感じ。
なので、なるべくアルペジオはばたつかない(ばたつきやすいんだけど)。
37小節以降に出現する左右のオクターブ半音階は、両手でオクターブを弾くために音量がでやすく、うるさくなりがち。
なので、ppくらいのつもりで。
そうしないとメロディーが出ない。
普通に弾けば自然にクレッシェンドする(42小節目真ん中くらいまで)ので、成行きに任せる。
ショパン/英雄ポロネーズ
※時間の関係で、序奏16小節まで
4度上行形は、しっかり発音しすぎない。
単なる半音階なので…。
ピアソラ/エスクアロ
※1~97小節まで
左手33~44、77~85、95まで
アーティキュレーションを活かし、重みを乗せていく。肩甲骨、二の腕を固めない。
こんな感じに、話も濃ければレッスンそのものも濃い2時間20分となったのでした
それにしても、こんなに話をたっぷりして、それを受け止めてくださる先生は素晴らしい。
カウンセリングを受けたかのようにすっきりしました。
どうも今年に入ってから、ピアノに関して壁にぶち当たる機会が多いです
何というか、やる気と実力がかみ合わなくて、空回りしてるというか。
自分が自信持ってやってきたことが、実は全然だめだった!ということに気づかされることが多く…。
そうすると、そういう自信っていったい何を根拠に、何処から来ていたの?って恥ずかしくなって、そのまま何処かへ高飛びしたくなっちゃうんですよね
自分が実はダメダメでした、ということに気づくのは、チャンスでもあると、いいように捉えることもできるんですが、さすがに向き合いきれなくなることもあり
自分が今までやってきた練習方法とか、演奏のスタイルとか、根底から覆されることもあり。
そうなってくると、アイデンティティに危機が迫り、しっかりしていたと思った背骨がバキボキに折られちゃうんですよね。。。
破壊なくして創造はない。
とは思うけど、さすがにちょっと辛いです。
なので、恐らく今年は、試練の年なんだろうと思います。
辛くて痛いけど、敢えてここは背骨バキボキにされて、一度ちゃぶ台ひっくり返してから、また一から積み上げていけばいいかな、と思います。
もう偉そうなことは言わず、ただ一途にピアノの道をこつこつと進んでいきたいです。
そう…私が目指すは、謙虚でひたむきな「音作りの職人」。
なので、余計な口は叩かず、もう一度しっかりと音楽と向き合いたいと思います。
かつてのように、人との交わりを断ち、山にこもるがごとくひたすら研鑽を積むことも考えました。
それはそれは、いつでも山が呼んでいるような状態で
挫折を感じると、山へ逃げ帰りたくなるんですが
でもそれはもう出来ない。
人前で演奏することで得られることがあまりに多く、また、人の演奏を聴くことも非常に勉強になるし、今はそれが何よりの楽しみでもあるからです。
だからもう山へは行けないんです。
人の中に入って、刺激もらってしっかり磨かれて、乗り越えて行けたらいいな。
ごめんなさい、愚痴っちゃいました。
何気に今週末本番あるんですよね。。。
まぁ、やるしかないですが。
頑張りまーす。
無理もありません。
スギナミ終了時から、間髪いれずに「飛翔」の譜読みをし、「英雄」「飛翔」ダブルタッグで暗譜、そして演奏会まで持ってくということをし、その間に職場が変わり…とハードスケジュールをこなしていたんだから。
そりゃ疲れるってものです。
その積もり積もった疲労が、ついに私に追いつき、気が抜けた瞬間に一気に襲いかかってきた。
そんな印象です。
なので、テンションは下降気味
でもやる気がないわけではありません!
そこまで廃人になっているわけではないですからね
さてさて。
今日は待ちに待ったレッスンでした。
ずっと先生にお会いしたかったのです。
「飛翔」のことが、不安でたまらなかったので。。。
今日のメニューは以下の通りです。
…凄いことになっています…
バッハ/フランス組曲第4番「アルマンド」(前半のみ)
今回は「ポリフォニーの弾き方」に焦点を当てたレッスンになった。
2声を弾く時と、2声以上を弾くときとでは、若干テクニックが変わってくる。
現在弾いている音の状態が、次の音の弾きやすさを左右する。
なので、固いまま弾いていると、次の音を滑らかに弾くことが出来ないので、レガートになってくれない。
声部が増えたら特に注意が必要。
他の声部を弾いてるとき、手が辛いので固まりやすいし、音を押さえこみがちなので注意。
指は鍵盤に添わせるように。軟体動物っぽく(!!)。
シューマン/「飛翔」(本日のメイン、ステップ前最終調整)
暗譜。最初から最後まで。
難しい個所になると特に、背中を使って弾きがち。
重心は坐骨に預けるようにすると、弾きやすくなる。
※このあたり、学生時代合唱サークルでのヴォイトレで教わったことが活かせそうですね
幻想性を重視。具体的なイメージを持ちながら弾くとよい。
2小節
左手Cのオクターブ上昇、フレーズつなげる。このCの3音が盛り上げ役。
4小節
2小節目と同じだが、5小節目の頭・右手Cが頂点なので、あまり最初から音量をを上げないこと。
4小節4拍目~8小節頭まで(他の個所も同様)
ゆったりと、どこか遊び心を持って弾く。
15~16小節頭
いちいちついているfに惑わされないで!
カデンツだし、しっかり弾くけれど、「ミ♭~ソ~ラ♭」というフレーズでもあることに注意。
16小節4拍目~(Bセクション、Ces-Durへ転調する個所)
3拍目までとは、「世界観」を変化させる。コントラストをはっきりつける。
即ち、「音の質」=タッチを変化させていく。
・Aセクション=現実的な世界
・Bセクション=幻想的な世界
左手…肩から腕を使って弾く。大きな道具で、安定して細かいものを作り出すような感じ。
右手…タッチはしっかりするが、柔らかく手を使い、移動が大変なレ♭・ミ♭は手首の高さを保ちつつ、少し上に浮き上がるような感じで弾く。浮力を使って弾いてるような感じ。
各声部の音の質を変え、それを水彩画のように重ね合わせることにより、深みのある演奏」になっていく。
24小節4拍目~
左、固くならない。26小節目シ♯はアクセントになっているが、単純に強調すると流れとしてはおかしいので、テヌート気味に「大切に」弾く程度で。
36小節4~6拍目
左、バッハでやった、ポリフォニーのレガートの弾き方を適用。
40小節3拍目まで
幻想の世界が終わりを告げる。その後(4拍目~)、現実に引き戻されてしまう。
49~51小節
オクターヴでのメロディー=ドイツロマン的な曲の雰囲気に。
52小節~Cセクション、B-Dur
温かみのある雰囲気にしていく。
自分より弱者に向けられるような、可愛らしいものに対する慈しみの世界へ。
※このあたりから、シューマンの温かい、人間らしい部分を感じることが出来る。
60~69小節
ここもポリフォニーのレガートの弾き方を適用。
70小節~
これまでの温かい雰囲気から、いきなりくるスケルツァンドにどう対処していくかがカギ。
スタッカートをあまりにもはっきり弾いてしまうとバカっぽくなるので、ここは大人っぽくあまりはっきり弾まないで、陰影をつけて行く感じでフレーズ感大切に弾いていく。
※「問い」「応え」みたいなモチーフが使われている個所。
しかも、「問い」と「応え」が微妙にかみ合っていないようなところがまた面白いところ。
82~83小節で「まぁいいか」と仕方なく納得するみたいな…
92小節~
そろそろまた幻想の世界が終っていく。
しかも今度はいきなり始まるのではなく、じわじわと終わりを予感させるような流れになってくる。
103小節
右は、現実へ誘うノックの音のように。
それが徐々に、大きく聞こえてくるようになる。
112~113小節
左はクレシェンドをつけようとして、レガートではない弾き方になっていきがち。
なので、固めないで力を抜く方向で。
121小節
前回のBセクションとは調性が違うので、あれほどの幻想性はないけれど、弾き方(タッチ)は一緒。
152・153小節
バッサリと終わる。リズム・拍、きっちり。流して弾かない。
ピアソラ/エスクアロ(鮫)primo
33小節~46小節、74小節~97小節まで見ていただいた。
手首は下げない。前に指を突き出すような感じで弾く。
特に左、1で弾く時手首下がりがちなので注意。
90小節4拍目
左を弾きやすくするには、3音目で素早く指を移動させ、4音目の位置で鍵盤に触れてから弾くと、音を外さない。
…と…。
超絶濃厚なレッスンとなったのでした!!
きゃー!!すごいわすごいわ!
しかも!
時間を延長してもらい、レッスンは2時間半になったのでした。
そのうち3時間になる日も…そう遠いことではないようです…
「飛翔」の世界観がより拡大し、ファンタジーもより具体的になり…。
ものすごく曲が生き生きと動き出したのが分かりました。
今まで何を思って弾いていたんだろうって感じです
今日、先生にお会いできて、本当に良かった。
やはり素晴らしい収穫を得ることが出来るし、
何より…ものすごく癒された~
アゲアゲテンションとは別の、温かくしっかりした力が、私の中に沸き起こりつつあります。
これでまた、ステップ頑張れそうです!
ミューズDEピアノムシ。
無事、終了いたしました。
今回も本当に楽しかったです
…というか、かなりドタバタな感じの1日となりましたが
朝、集合時間に間に合うように家を出たのに、網棚の上にドレスと靴の入ったバッグを思いっきり置き忘れてしまうし…
幸いすぐに気付いたので、乗換した路線に引き返し、終着駅までいって取り返してこられましたが…。
おかげで何だか落ち着かない1日が始まっちゃったんです
リハーサルの時に、音を確認しようと思ってパーツごとにしか弾かなかったんだけど、今回の会場では別室で練習するということが出来なかったようで
しまったぁぁぁ!!「飛翔」まとめてないよーーー!!
言い訳してしまうと、2週間前のピアノムシ練習会でいろいろと指摘を受け、1から改めて再調整していったんですよ。
パーツごとのゆっくり練習ばかりしていて、ほとんど通し練しなかったんだよね
しかも、残り1週間は疲労困憊もいいところで、まともにピアノ弾ける日なんてほとんどなかったんです。
前日はバッテリーが切れる直前で、うつむくと眩暈がするほど
そんなこんながあったので、もう一度リハやらせてもらって、慌ててまとめたのでした。
結果…。
今回の演奏、一言でいえば。
「中途半端」
でした
思い切りも足りず、かといって丁寧かというとそうでもなく。
何だかよく分からない演奏になったかと思います。
しかも、不安を払拭しようとして躍起になり、却って攻撃色が強くなり、出てきてお辞儀をするときの顔が怖かった、というご意見までもらってしまいました
というわけで、自己評価としては、
・演奏…45点
・ステージマナー…40点
くらいの辛口評になりました
まぁ無理もありません。
いろいろと間に合わなかったので、出来るところまでやってここまでといったところなのでしょう。
演奏についてはこれくらいにして。。。
実は今回、とあるお役目を頂戴しておりました。
何と、第3部の司会を仰せつかったのです!!
しかも第3部は、一人を除いて全員がメンズ、しかもメンツ的にかなり濃い感じの部になってたんです!!
こっこれは…もしや神様、いやいやムシクン様の思し召しか…?
何とか面白く喋ろう、と思っていたんですが、認識が甘いことに気づきました。
いろいろと確認しなければならないこともあったし、間のとり方や、演奏者が上手く出ていけるよう配慮しなければならないなど、気を遣う面が多かったのです。
うーん、司会って、大役なのね…。
良く分かりました。
勉強になりました。
演奏会終わった後は、素敵なバーで打ち上げ!
ピアノ談義その他もろもろいろんな話で盛り上がり…。
全体としては、いい演奏会だったんじゃないだろうか!
出られてよかったと思います。
次回は、「ショパンDEピアノムシ」ですねっ。
それに向けて、また「英雄」(←最近「ひでお」と呼ばれてるニクいやつ)調整だぁ!!
おっとその前に、ステップのために「飛翔」、リベンジだな!!
☆シマノフスキ 変奏曲Op.3 ☆Oriental Wind 久石譲 <リベンジ> ☆リスト 愛の夢第3番 ☆ベートーヴェン ピアノ・ソナタ第8番Op.13「悲愴」全楽章 ☆吉松隆 ピアノ・フォリオ…消えたプレイアードによせて <続投> ☆ショパン ポロネーズ第6番Op.53「英雄」 ノクターン第13番Op.48-1
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