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くどいようですが、今日は初恋の人の誕生日です。

もうね、まいっとし毎年書いてるんですよね、この日にこの話題。
よく飽きもせず書くことがあるなぁと自分でも思うのですがね。
因みに過去の日記はこちら
2007年11月26日「はつこいの記憶」
2008年11月26日「思い出に間に合いました」

でも、どこにいようと、誰といようと、この日だけは特別。

初恋の人を思い出すとき、セットになって聴こえてくるのが、ドビュッシーのアラベスク1番。
これも何度となく書いているので、耳タコだと思いますがね

でも、まさかこの曲が変容するなんて思ってもみなかった。。。
以前、練習会で発表する曲候補として、ブラッシュアップを行ったところ、これが全然弾けなくなっていて
うっとりするどころか、ピアノ弾きモードスイッチオン!
そしてこの曲を弾いても、13歳の少女にはもう戻れないことが判明してしまい、軽く物悲しい思いをしました。
その時の日記はこちら
2009年7月14日「過去レパ倉庫発掘作業」

中2に進級したとき、彼と同じクラスだったことにこだわり続け、少々過去を見つめがちな生活を送っていたように思います。
それだけ楽しかったからね。
そのとき、
「きっとこの思い出は、自分が年を取っておばあちゃんになったとしても忘れないだろう」
と思いました。
それは今でも変わらないです。

あの頃、楽しかった記憶が薄れていくのがたまらなく嫌で、何とかしてはっきり覚えていられるように必死で頑張っていたのだけど、それでも無情に記憶は薄れてしまっています。。。
それでもあの頃のひたむきな気持ちや、純粋な思いは今でも美しく残っており、それは今後ともずっと大切にしていきたいと思っています。

彼は、心の聖域に今でも生き続けている人です。

毎年、やっぱりこの日はお祝いしたくなります。
この同じ空の下、どこかにいる彼に向かって。

お誕生日おめでとう!
ステキな1年を過ごせますように。

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今日~も~また~ぁ
行ってぇ~しまったぁぁ~るるる~
1丁目~のぉぉ~
危険区域ぃぃ~
タイトル:「涙の危険区域」(爆)

というわけで、またしても危険区域へ行って(逝って?)しまったワタクシ・キアラ。

昨日も実は行ってるんだよね。。。

さてさて、今日のお買い物は、
リスト:3つの夜想曲「愛の夢」(全音楽譜出版社)。

何とこれ、歌曲版がついてるんですよ。
しかも解説もたっぷり、各曲の歌詞の対訳も載ってるんですねぇぇぇ!!!

で、しかも。
あの「名曲探偵アマデウス」でおなじみの、野本由紀夫先生が校訂してる代物。

こりゃー興味津々だわ!

実は、2011年リスト生誕200年に向けて、リストの曲を弾こうと考えてるんですが、曲がまだ決まっていませんでした。
しかし先日、「ため息」(新曲)と「愛の夢第3番」(八つ墓村からの復活)に決定したんです。

そういうこともあり、曲を詳しく知るためには、解説のついたこの楽譜を読みたい、と思ったんですね。
中身については、また読んだ後にレポートします。

楽しみだなぁ

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ピアノムシ演奏会まであと1ヶ月。
こないだまで、このブログの横に出してるイベントカウントダウンが90日とかだったような気がするのに、あっという間に31日に。。。

とりあえず弾く予定の2曲は何とか順調に進み、暗譜も何とか忘れないようにはなってきました。
これで人前練習が出来れば言うことないんですが、この超絶多忙な生活にあってはそれも叶わず
ぶっつけでやるしかないので、普段から余計ナーバスにならずに精神状態を保っておきたいと思う今日この頃です

さてさて。。。
私の場合、大体においてこの時期に非常に多いのですが、どうしても止められない衝動にかられるんです。
それは、
「他の曲やりたい!」
という衝動です。
しかもそれは、先生に提出している計画表に載せていない曲。。。要は、予定外の曲ということです。

まぁ平たく言えば浮気だぁな

一体いつも私が何のために計画表をしこしこ作って先生に提出しているかというと、大本は浮気防止のためなんですよね。
計画表を書かなかった頃は、本当にもう衝動の赴くままにいろんな曲に手をつけていたので、そのおかげで八つ墓村行きになった曲が多発したんですよ。
名曲の数々を、むざむざそんなところに送り込まないためにも、弾きたい曲の交通整理が必要と思い、それで計画表を作り始めたという訳なんです。

そこまでしても浮気は止められないのか。。。
何という哀しい性なんだ!私のおバカ!

しかも今回恐ろしいことに、手をつけた曲は2曲!
今年に入って音楽を勉強し始めてからは、
浮気のスタート地点=弾くことを想定しつつ真面目に楽譜を読み込むこと
になってきているので、楽譜を読み始めた時点でかなりやばかったのですが、何と二つとも実際にピアノで弾いてますからね。
もう相当やばいところまで来ちゃってるということでしょう。
しかも両方とも譜読みは大雑把ながら、一応最後までいきましたし。

では一体何の曲に手をつけたのかというと。。。

ショパン/ノクターン第13番
メンデルスゾーン/ロンド・カプリチオーソ


この2曲でございます

もちろん両方とも正規の計画には入れていません。
ノクターンの方はある程度予定調和のようなところがあるんだけど、ロンド・カプリチオーソの方は全くの想定外、衝動的もいいところでした。

ロンド・カプリチオーソ…中学時代にものすごく憧れて楽譜まで買ったのに、テクニックがなさ過ぎて全く弾けず、哀しい思いをいつもしてきました。
しかし今、案外譜読みがしやすく、弾きにくいということもそれほどないということが分かってびっくり
形式がしっかりしているので構造をとらえやすく、難しい和声展開も出てこないので次が読みやすい。。。
メンデルスゾーンはロマン派の作曲家ですが、この作品は古典にも近い感じです。
もちろん、細かいところに表現力は求められてくるので、そのあたりは難しいと思いましたが。。。

2曲とも、このまま放置したら間違いなく八つ墓行きです
それを防ぐには、このまましっかり弾けるようになるまで練習すること。。。
来年の計画に(無理矢理)入れなきゃなのです。
来年もかなり難曲が揃ってるので、既にパンク状態なんだけどなー。

あーあ。
本番前にこの衝動って、やっぱり現実逃避なのかなぁ。。。ため息出ちゃうよ

本番の曲、ちゃんとやれよって感じですよね。
はーい、頑張りますっ

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かなり気が早いですが、「今年の漢字」についてお話したいと思います。

日本漢字能力検定協会の不祥事で、「『今年の漢字』は一体どうなっちゃうの?」って思っていたんですが、例年通り行うとニュースで見ました。
「今年の漢字」例年通り清水寺で発表へ 漢検協会が方針
なので、また12月12日に発表になるかと思います。
(余談ですが、この日私は母と叔父の法事へ出かけます。。。)

去年発表された漢字は「変」。
まぁ世相も変わったので、想定内だったなと思います。
因みに私にとっての今年の漢字は、過去の日記に書きましたんで参考までに。
2008年12月10日「今年の漢字」

さて、今年なんですが、もうかなり早い段階からこの字しかない!と思っていたのがあるんです。
それは、「音」。

今年に入ってから、私にとっての音楽観や、自分を取り巻く音楽環境が以前とは全く違うものに変化したんですね。

まず、3月に念願のステージ復帰、6月にピアノムシ演奏会と、2度のステージを踏むことが出来ました。
その過程で、外見や受け狙いを念頭に置くことから、純粋に音楽に向き合う作業の面白さを実感するという風に価値観が変化してきました。
それは、先生もかなり評価して下さっているようです。

そして、今年に交流がさかんにあったピアノ仲間の情報により、様々な音源や書籍に触れることができ、またここでも大きく変化があったのです。
7月の終りにゆっきーさんから金子一朗さんの著書を紹介されて、ここから音楽理論や音楽史を学ぶ必要性を感じました。
とはいえ、手持ちの参考書は難しくて読めば1分で睡魔が襲うという体たらく

しかし、色々な過程を経て音楽を通じて知り合ったどらみさんから、分かりやすい音楽理論やソルフェージュを伝授していただくことになり。。。
みぽぽさんが企画して「アモーレの会」を立ち上げ、愉しく勉強会をしようという運びにもなりました。
※これには私参加できなかったんですがね

今は、「名曲探偵アマデウス」にはまり、そこから作曲家がどのような心境で、何を伝えたくて曲を書いたのかということにより一層興味を覚え、
「音楽に触れることは、人間の魂に触れることに相違ない」
と思うようにもなりました。

あと、コンサートも大豊作!
年に1~2回と決めていた時期からすると、今年はおそらく10年分以上は行ってると思います。
おかげさまで、みぽぽさんご紹介の新居由佳梨さんや、期待の新人・三浦友里枝さんなど、素晴らしいアーティストを知ることになりました。
小山実稚恵さんや横山幸雄さんといった、ベテランの素晴らしさも再確認出来ましたし

好きな作曲家も増えました。
やはりここはスクリャービンの名を挙げておかなきゃでしょう
いつかソナタ9番「黒ミサ」(で~ろ~で~ろ~で~)を弾くという野望も出来ましたし。
それから、リスト。
華美で技巧専門という印象がありましたが、本当は真面目で素晴らしい作曲家であったことを知り、好きになりました。
今リストの伝記を読んでいる最中です。

こういった具合に、とにかく私にしては音楽三昧!
音楽に傾倒した年であったことは、もう今から宣言してしまっていいと思っています。

そして。
去年もそうでしたが、いつも1つに決められない私。。。
もう一つの漢字は、「網」。
ネットワークという意味の「網」です。

今年は実に、このネットワークを通じて、様々な音楽仲間を得ました。
「三人寄れば文殊の知恵」とは申しますが、3人以上は優にいると思いますので、そうするとどれだけの情報量があったか。。。
自分一人では目を向けられなかったことも多くあり、皆さんには本当に感謝のしようもございません。
ありがとうございます。

それから、意外なところに再会もありました。
昔いい別れ方をしなかった友人との再会。。。
時間が経ち、過去のことは水に流れ、今は新しいいい関係が始まっています。
ネットワークも使いようによっては害にもなったりしますが、いい使い方をすればいい出会いが待っている。
私はそう思います。

皆さんは、どんな漢字が当てはまりますか?

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今回はピアノ曲ではなく、オケでございます。
しかもショスタコーヴィチ。。。
ものすごく縁遠い作曲家です!
ピアノ曲も楽譜が出てますし、姉弟子Mさんのお友達で、やはり同門のR子さんが弾いているのを聴いたことがありましたが、申し訳ないけどイマイチぴんと来なかったです。

しかし昨晩、洗濯物をたたみながら録画した「名曲探偵アマデウス」を観たのですが、あっという間にまたアマデウスワールドに引き込まれてしまいました~!!

演奏
チョン・ミュンフン指揮/東京フィルハーモニー交響楽団
コメンテーター
野本由紀夫(玉川大学芸術学部准教授・音楽評論家)
荒井英治(ヴァイオリニスト・東京フィルハーモニー交響楽団コンサートマスター)
亀山郁夫(東京外語大学学長・ロシア文学・ロシア文化論専攻)
井上道義(指揮者)

今回も、そうそうたるゲストが集まってました~
しかもロシアものということで亀山郁夫先生まで。。。
先日、「爆笑問題のニッポンの教養」という番組で、ドストエフスキーについて語っている姿を見たばかり。
あの物静かな語り口の中ににきらめく、怜悧なまなざしにどきどきしながら見ていたんです
どんな深い解釈がなされるのか、興味津々でした。

前衛的なショスタコーヴィチの作品の中において、古典的な手法を採用した作品になっている。
1937年初演。

第1楽章
冒頭「レシ♭」「ラド♯」…これが、低音部→高音部と受け渡されるなら「問い」「応答」と会話が成り立つが、ここは低音部の旋律を高音部が追いかける、カノン形式になっている。
 →答えのない問い…自問自答。これが延々と続くので、深刻さ、悲劇性を強めている。
冒頭のカノンに、金管によるもう一つのカノンが同時進行。
 →二重カノンにより、より一層深刻になり、不条理な感情を表している。
悲鳴を上げるような旋律…懸命にしがみつくようにして演奏している…。
 →作曲者の精神的極限状態を、演奏者は体験する(荒井英治氏)

ショスタコーヴィチの作品は、スターリンの独裁体制により評判を落とされる。
「西洋の堕落したモダニズムである」
→民衆にも分かりやすく、心に響く音楽を!ということでこの曲が作曲されることになる。

第2楽章
行進曲風なのに、3拍子?
 →リズムが取りづらい。
 →からかわれているような気分になる。

第3楽章
哀しい曲調。62小節に、「パニヒダ」の旋律が出現。
 →「パニヒダ」とは、ロシア正教の祈りの歌…鎮魂歌。「永眠者と現世に生きる私たちの愛が続いている」
 →誰に対する鎮魂歌か?
 →スターリンの大テロル(粛正)の犠牲者に対する涙ではないか。
 →社会主義を祝う一方で、スターリンへの批判(二枚舌的な要素)
 →「我慢をしても、今は生きよ」というメッセージ。

第4楽章
勇ましく、歓喜に満ちた曲調。
 →しかし「ショスタコーヴィチの証言」という本によると、「強制された歓喜」…スターリンに強制されたもの。
 →この証言は本人のものではないという解釈がされているが。。。
しかしこの楽章に、隠されたメッセージが!
 →「ラレミファ」…短調になっているが、「ファ」にシャープがついていたら「カルメン」の「ハバネラ」になる。
 →ここの歌詞は、「気をつけろ」「信じるな」という意味。
 →クライマックスは、「ファ♯」になる+ラの連打252回
 →ラ(A)=古いロシア語で、「我」
 →ここの意味は、「私は信じない」
 「私は社会主義を信じない」

政治的なメッセージとともに、芸術家としての強い信念を表した作品。
「芸術的個性を拡張するための格闘」(亀山郁夫先生) 

もうこんなに詳しく解説されたら、縁遠かったショスタコーヴィチもぐっと近くに感じられてしまいます!

こうして曲の背景や中身を知ると、作曲家の言いたかったことや、魂に触れるような気がして、もっともっと知りたいという欲求を抑えられないですね

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