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☆オフィス設計コンサート☆
新居由佳梨 piano solo
Aプログラム 14:00~
♪プーランク
メランコリー
パストゥレル ~ジャンヌの扇より~
エディット・ピアフを讃えて ~15の即興曲より~
イタリア奇想曲 ~ピアノ組曲 「ナポリ」より~
♪スクリャービン
24の前奏曲 Op.11より 第5番 ニ長調、第11番 ロ長調
ピアノ・ソナタ 第2番 嬰ト短調 Op.19 「幻想ソナタ」
―休憩―
♪モーツァルト
キラキラ星変奏曲 K.265
♪ショパン
バラード 第1番 ト短調 Op.23
ノクターン 変ニ長調 Op.27-2
ポロネーズ 変イ長調 Op.53 「英雄」
―アンコール―
小犬のワルツ
窓の外はオフィス街。眺めは最高!
今日はピアノムシメンバーのみぽぽさんのお誘いで、新居由佳梨さんというピアニストのコンサートへ出かけました。
メンバーはみぽぽさん、わたし、やすさんでした。
今日はちょうどバレンタインデーということで、やすさんにチョコレートを二人からあげましょう、ということで、
会場へ行く前に東京ミッドタウンへ寄りました。
数々のスイーツの店が並ぶ中、以前から候補にしていた「サダハル・アオキ」の可愛らしいマカロンにしました。
みぽぽさんとピアノ話で大盛り上がりしながらホールへ。
このオフィス設計ホールですが、すごくおしゃれな高層ビルの34階にあるんですよ。
途中24階で高層階行きのエレベーターに乗りかえるんですが、そこへ行くまでのエレベーターがめちゃめちゃ広い!!
グランドピアノも運搬できそうだし、布団も敷けそうなので人が生活することもできるくらいの広さでした。
で、乗り継ぎのエレベーターはオフィスの中にあり、途中執事のようなおじさんが案内してくれました。
このセバスチャンのようなおじさんがいなかったら、きっと迷っていただろうと思います。
そんなこんなで、ホールにたどり着くまで驚きの連続で、みぽぽさんといちいち驚きながら進んでおりました。
ホールの中も、高層階なだけあって、ガラス張りの窓から見える景色は素晴らしい♪
冒頭の写真の通り、素晴らしい風景を背にピアノが置かれ、雰囲気ばっちりでした。
で、演奏のほうはどうだったかというと。。。
これもまた素晴らしい!
由佳梨さんの、気取らない、親しみやすいトークを交えての演奏でした。
バレンタインということで、ロマンチックな曲を集めてみましたとのこと。
♪メランコリー
言葉通り、ロマンチックな演奏。しっとりと寄り添うような音。いくつも出てくる泣きのメロディーがたまりません!
♪パストゥレル
題名を知らなかっただけで、何度もCDで聴いたことのある曲。
手の届かないような憧れの貴婦人の家に、意を決して行くんだけど、ドアを開けて訪問者の姿を認めると、
目の前でドアがぴしゃっと閉まる。。。
そんなイメージを持っていらっしゃるそうです。面白いですね!
♪エディット・ピアフを讃えて
いつも弾いてる曲なので、じっくり聴き入ってしまいましたが、これがまた素晴らしくて、鳥肌が立ってしまいました。
とても丁寧で、どちらかというと抑えめな印象がありましたが、その中でも立ち上る香気を感じました。
♪イタリア奇想曲
弾むような楽しい曲。くるくる廻るメロディーを自在に操っていました。
♪24の前奏曲
第5番はしっとりと大人の曲。非常に短いんだけど、ムードたっぷりに演奏する由佳梨さん!うっとりです。
第11番は、小山さんのCDで何度も聴いたことのある曲でした。きらきらの木漏れ日をイメージさせるような音。
♪ピアノソナタ第2番
難解な曲ながら、丁寧で美しい演奏でした。スクリャービンの曲の香りを、よく表現されていたと思います。
♪キラキラ星変奏曲
好きなタイプの演奏でした!結構乾いた演奏するピアニストが多いんですが、
由佳梨さんの演奏は程よい湿度を含み、聴き心地良かったです。
繰り返しなしのショートカットバージョンでした。
♪バラード1番
思わず魅入られちゃいました♪
速いテンポの中にも歌心あり。プレスト・コン・フォーコは圧倒されましたね。
♪ノクターンOp.27-2
由佳梨さんの音は、こういう天国へ昇るような曲が非常にあっていますね。
ピアノの向こうの風景と、うっとりするような音色がマッチして、本当に天国へいけそうな感じでした。
♪英雄ポロネーズ
そうかとおもったらこういう男前の曲もばっちり!
というか、どこまでも女性の優美さも忘れずに演奏されていて、
「見習うならこの演奏だ!」
って思いました。
アンコールの小犬のワルツも、軽やかで素晴らしかったです。
全体的な印象は、「好きなタイプの演奏をするピアニスト」。
何というか、ものすごくしなやかで、弾き方も丁寧だし、出す音は適度な湿度を含んでいてやわらかい感じ。
鍵盤から指を離さないレガートの弾き方なども、先生からいつも教わってる弾き方を想起させるもので、
「ああ、好きなタイプのピアニストだ~」
って思ったんですよね。
またこの人のコンサートがあったら、絶対行きたいと思います。
今度は、ドビュッシーやラヴェルも聴いてみたい!
終わった後は、みぽぽさん、やすさんとお茶しながらピアノの話で盛り上がりました。
いつもコンサートは一人で行くんだけど、こうしてピアノ好きの人と一緒に行くと、
あとでいろいろ感想を言い合えるから楽しいですね♪
みぽぽさんはブレハッチのコンサートへ、やすさんは17:30からのBプログラムを見に、それぞれ解散となりました。
ピアノ三昧の一日。素晴らしいですね!
於:サントリーホール 大ホール
♪モーツァルト:ピアノ・ソナタ第8番イ短調 K310
♪ラフマニノフ:「幻想的小品集」より 前奏曲「鐘」嬰ハ短調 Op.3-2
「10の前奏曲」より ト短調 Op.23-5
「13の前奏曲」より 嬰ト短調 Op.32-12
♪スクリャービン:ピアノ・ソナタ第5番 Op.53
<intermission>
♪ショパン:24の前奏曲 Op.53
<encore>
♪ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第8番「悲愴」第2楽章
♪リスト:愛の夢 第3番
♪エルガー:愛の挨拶
今日は強い北風がごうごう唸る中、頑張ってサントリーホールまで足を運びました。
今日のコンサートは仲道郁代さん。
仲道さんは有名なピアニストさんだけど、実際に演奏を聴くのはこれが初めてなんです。
さてさて、どんな演奏なんでしょう~?ととても楽しみでした。
仲道さんはファンがいっぱいいるらしく、あの広いサントリーホールがほぼ満席。
へぇ~、すごいんだなぁ。人気あるんだなぁ~。
第1部は、ラベンダー色のマーメイドラインのドレスに身を包んで登場。
ふわっと腕を持ち上げた状態から、モーツァルトが始まりました。
1音1音表情をこめて弾く仲道さん。丁寧で繊細なモーツァルトでした。
ラフマニノフの「鐘」。どっしりと、響き渡るA-Gis-Cis。
この曲、中間部分から速くなるんですが、仲道さんは最後までゆったりと、鐘の響きを残しつつ演奏されていました。
そのあとのOp.23-5は対称的に、驚くほど軽やか。
スクリャービン。はじめて聴く曲ですが、無調ならではの自由自在に変化する色彩に驚きを隠せませんでした。
第2部のショパンでは、桜色のフレアドレスに着替えて登場。
このショパンのプレリュードが素晴らしかったんです。
何というか、すべてが優しい感じ。。。
特に「雨だれ」は秀逸でしたね。瞑想的な、呟くようなピアノ。美しかったです。
アンコールは、仲道さん自身が曲の紹介をしてくださいました。
「悲愴」第2楽章は、娘さんからのリクエストで選んだんだそうです。
娘さんが、「これ弾いてほしいな~」ってママにお願いするのなんて、素敵ですね!!
「愛の挨拶」は、仲道さんのテーマソングみたいになっている曲なんだそうですね。
どうやら、コンサートではおなじみの曲らしくて。
そういうテーマソングを、人生で何回弾けるだろう、と、最後におっしゃっていました。
全体的な印象は、しなやかな演奏をするということと、音の響きや空気感を大切にするピアニストだな、ということでした。
やわらかい感じがするので、子供に聴かせたいなぁ、ってつい思っちゃうほど。
私は知らなかったんですが、これより前のコンサートで20周年を迎えられたようですね。
前回は「原点回帰」ということで、ベートーヴェンをやったらしいですが、
今回はショパンから拡がる音の可能性とともに、
「新たな創造への飛翔」
がテーマだということです。
それで、第1部はモーツァルトからスクリャービンへ流れて、第2部で中心であるショパンのプレリュードを演奏したんですね~。
プログラムが深いです!!
於:かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホール
・シューマン:『蝶々(Pappilons)』作品2
・シューマン:『謝肉祭(Carnaval)』~4つの音符による面白い風景~ 作品9
(intermission)
・ショパン:ワルツ
第3番 イ短調 作品34-2 「華麗なる円舞曲」
第19番 イ短調 「遺作」
第2番 変イ長調 作品34-1 「華麗なる円舞曲」
第9番 変イ長調 作品69-1 「告別」
第6番 変ニ長調 作品64-1 「小犬のワルツ」
第8番 変イ長調 作品64-3
・ショパン:ポロネーズ 第5番 嬰ヘ短調 作品44
・ショパン:ノクターン 第20番 嬰ハ短調 「レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ」
・ショパン:ポロネーズ 第6番 変イ長調 作品53 「英雄」
<encore>
・ショパン:ノクターン 第2番 変ホ長調 作品9-2
・ショパン:ワルツ 第1番 変ホ長調 作品18
・ショパン:プレリュード 第24番 ニ短調 作品28-24
今年最初のコンサートは小山さんでした。
プログラムをご覧のとおり、今日のプログラムはシューマンとショパン。
今年最初のコンサートということで、ものすごく楽しみにして出かけました。
ちょうど出かける前にはりんりんもお昼寝してくれたし。。。
しかし!
今日は子連れじゃない日だったので、年明けすぐに買ったヒールの高い靴を履いて出かけたんですが、
新しい靴だったために思うように歩けず。。。
余裕を持って家を出たはずが、ホールに着いたのは開演5分前!
いやー、始まる前に着いて良かったよー。
何と!私の席は前から3番目。しかもセンターやや左寄り。
ということは、
かぶりつき&小山さん目の前~!!
めっちゃ美味しい!美味しすぎる席よ~!!
小山さんは、エメラルドグリーンのドレスに身を包み、美しい笑顔で登場。
そして、すぅーっと鍵盤に腕を伸ばし、観客を夢の世界へと、誘ったのであります。。。
『蝶々』は私にとってあまりなじみがない曲でしたが、聴いてみるといろんな性格の曲がたくさん詰まってて、
存分に愉しむことができました。
フロレスタンとオイゼビウスを行き来する不思議な世界へ入り込んだような気分に。
続いての『謝肉祭』、これは思い出の曲なんです。
初めて小山さんのコンサートへ行ったとき、この曲を小山さんご自身の解説付きで聴いたんですね。
「レクチャーコンサート」ってやつだったので。。。
その解説があまりにも分かりやすく、丁寧だったので、この曲に終始使われている「ASCH」の意味や、
ウィットに富んだ面白さなどを理解することができて、楽しく聴けたのをよく覚えてるんです。
今日も息もつかせぬほどの面白さで、聴く者を圧倒しておりました。
いつもは演奏されない「スフィンクス」も、今日は仲間入りしてましたよ!!
休憩をはさんで、今度はショパンの世界へ。
第3番の物悲しい旋律からすぅーっと入って行き、華やかな世界、優美な世界を行き来しました。
「小犬のワルツ」、軽やかで歌心もあって、素晴らしかったです!
最後の「英雄」、他人事とは思えず聴き入ってしまいました。
あの中間部分の左手オクターブ。。。
なしてあんなに弾丸のように速く弾けるデスカっ?
アンコールは3曲。
横山さんのコンサートで、ワンステージ分のアンコールを経験してるので、
小山さんのはとてもあっさりした印象でした。。。
。。。というか、これが本来のアンコールだよね。。。
拍手をもらった後、はにかんだ笑顔でピアノに向かう小山さん。
何だかとても可愛らしかったです。
さて、終演後。
今日はサイン会があるということで、どうしようか迷いましたが、列が長くないのを確認したので、
そのまま並ぶことにしました。
もちろんCDは購入済みね♪
サイン会ではいつも、小山さんってサインをした後必ず人の顔を見上げるんですね。
なので、今日は『謝肉祭』が懐かしかったことをお話ししよう!と心に決めました。
で、ホールの名前と場所を告げた時、何と小山さんは「ああ!」と表情を明るくさせたんです。
覚えていらっしゃったんですね~。
懐かしかった話をすると、深々とうなずいて私の話を聞いてくれて。。。
「そうだったんですか~」という反応で。
とっても嬉しかったです。
またひとつ、いい思い出が出来ました♪
今日のホールでは、親子で聴きに来ている人がたくさんいました。
サイン会も、お父さんと並んでいる女の子がいたりして、素敵な親子だな!って思いました。
子供のうちに、こういう素敵なコンサートを聴けて、しかもサインをもらえるなんて。。。
それこそいい思い出になるのではないだろうか。
私もりんりんが大きくなったら、小山さんのコンサートに連れて行って、一緒にサイン会に並ぼう!って、
ぽわーんと妄想してしまいました。。。
余談ですが、家に帰るとりんりんが「きゃー!!」って満面の笑顔で抱きついてきました。
すごく可愛かったです!!
今度はママと一緒にお出かけしようね!
昨日、横山幸雄さんのコンサートに行ってきましたデス。
いやぁ、これがいろんな意味で中身の濃いコンサートだったんデスよ♪
今回のプログラムは、オールショパン。
その中でも、ショパン10代〜20代前半くらいの、若いころの作品を集めたものになっていましたデス。
詳細は以下の通りデス。
♪東京オペラシティ ショパンシリーズ第1回「若き天才ショパン」♪
於:東京オペラシティコンサートホール
バラード第1番 ト短調 Op.23
ワルツ第1番 変ホ長調 Op.18「華麗なる大円舞曲」
夜想曲 第20番 嬰ハ短調「遺作」
幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66
アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ Op.22
〜intermission〜
3つのノクターン Op.9 全曲
12の練習曲 Op.10 全曲
〜intermission〜
12の練習曲 Op.25 全曲
まず、キアラはきちんとプログラムの中身を把握していませんで(アンダンテスピアナートと華麗なる大ポロネーズやるんだなぁくらいの認識)、会場について初めて曲目の全体を知りましたデス。
。。。エチュード全曲?
マジで全曲やっちゃうデスかっ?
抜粋ならわかるけど、全曲って凄い!
しかも他の曲盛りだくさんひいた後での全曲!
一体どんなスタミナなのよ〜!!
キアラは聴く前から度肝を抜かれておりましたデス。
実際聴いてみてもやっぱりすごくて。。。
最初のバラ1の冒頭・重々しいC音で、会場を圧倒!
優しく語りかけるように歌い、激しく情熱的に叫ぶ。
軽やかな音、重々しい音、物悲しい音、楽しそうな音。
様々な音を使い分け、細部にまで心が行きわたった演奏だったデス。
しかも横山さんは、あまり派手なパフォーマンスはしないデス。
なのに音はとても多彩。
幻想即興曲とノクターンOp.9-2は、普段聴いてるのとはちょっと違った音を使っていましたデス。改稿版などの要素を含んでいたのかしら。
エチュード全曲も中だるみすることなく弾き切りましたデス。
特に革命は素晴らしかった!
嵐のように駆けまわる旋律に、キアラは魂をすっかり抜かれてしまいまして☆
演奏が終わり休憩になった後も、しばらく口を開けて放心しておりました。
ラウンジでコーヒーを飲んでいたんですが、思わず口の端からコーヒーがこぼれちゃいまして。。。
それほどまでに魂を奪われていたのデス。
さてさて。
以下はアンコールデス。
夜想曲第5番
前奏曲第7番・第8番
ワルツ第14番
マズルカOp.17-2
前奏曲第24番
マズルカOp.24-2
夜想曲第8番
。。。はいは〜い!(挙手)
これってアンコールデスよね?
アンコールなのに8曲もありますよね?
もう既にアンコールじゃないよコレ!
完全におまけステージボーナストラックだから!!
拍手の度にピアノの前に座る横山さんに、会場から思わず笑いが♪
これはキアラの個人的な感想デスが、きっと横山さん、このプログラム非常に楽しかったんだろうなぁ、って気がするんデスよね。
楽しくて楽しくて仕方がなくて、ついつい用意していた曲皆弾いちゃいました的なものがあったんだろうな。
演奏者ノリノリ、会場もノリノリの非常に素晴らしいコンサートだったデス。
キアラ、産前最後のコンサートも横山さんだったんデス。
産後最初のコンサートも奇しくも横山さん。
聴きに行けて良かったと心から思います。
いろんな意味でお腹いっぱいでした(笑)
それにしても。。。
きっちり3時間弾き切るなんて、本当にどんなスタミナなのっ?
ベートーヴェンの時も思っていたけど。。。
横山さんって、パワフル♪
ピアノ・ソナタ第8番 ハ短調 Op.13<悲愴>
ピアノ・ソナタ第14番 嬰ハ短調 Op.27-2<月光>
〜intermission1〜
ピアノ・ソナタ第17番 ニ短調 Op.31-2<テンペスト>
〜intermission2〜
ピアノ・ソナタ第21番 ハ長調 Op.53<ワルトシュタイン>
ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調 Op.57<熱情>
encore
J.S.バッハ:「主よ、人の望みの喜びよ」
横山幸雄:アヴェ・マリア ーバッハ=グノーの主題による即興ー
今日はキアラにしては珍しく、オールベートーヴェンプログラムのコンサートに行ってきました。
先日のコンサートがあまりに酷かったので、今日は良い演奏が聴けるといいな、と思っておりましたデス。
結論から言いましょう。
素晴らしかったデス!!
大当たりデス〜!!!
ベトソナは、それほど詳しくはありませんが、今日のプログラムの曲は全部知っている曲でした。
横山さんの演奏を生で聴くのは初めてだったので、どんなだろう?と思っていたら…
<悲愴>
第1楽章。最初の一音が肝心な曲デスが、深みのある音で始まりましたデス。
主題は驚くべきスピードと情熱を持って演奏されました。
しかし嫌な感じは全然しません!
第2楽章。しつこく歌いすぎないのが却って良く、抑えた音の中に浮かび上がるメロディーが秀逸でした。
第3楽章。これはそんなに速くはなく、聴かせる演奏でしたデス。
<月光>
第1楽章。幻想の中に溶けていくかのような、うっとりする展開だったデス。
第2楽章。こんなに可憐な演奏を聴いたことがありません。結構素っ気ない演奏が多いような印象でしたが、音が可愛らしかったという印象がありました。
第3楽章。かっこいい!怒濤の3楽章といったところデス。
<テンペスト>
第1楽章。瞑想的な和音で始まりました。強弱の幅が広い、と思いました。
第2楽章。知ってるはずなのに、初めてじっくり聴いたような印象デス。ゆったりと会場の心を捕らえていました。
第3楽章。哀しみが風に舞っているかのような、よどみないフレーズが流れます。曲の終わり、横山さんは腕をふわっと浮かせて音を処理。その姿が美しかったデス。
<ワルトシュタイン>
この曲、2楽章制だったデスね。CDによっては、ロンドの部分から第3楽章といっているようで、キアラも昨日はその部分を第3楽章といってしまいましたデス。
今日のプログラムでは、2楽章制でした。
第1楽章。和音の連打は重すぎず、いとも簡単そうに弾きこなしているのを見て驚き!横山さんは、細かい音符も和音の連打もみんな簡単そうに弾いていらっしゃるのデス。
第2楽章。祈りのような導入部から虹のアーチがかかったように幸せなロンドへ。
ロンドの部分の謎の箇所を見ると…遠くて曖昧にしか分かりませんでしたが、トリルを弾きながらメロディーの音を響かせてる…全部右手でやっていました。スゴイと思ったけど、自分では出来なさそう…。
<熱情>
第1楽章。熱〜い演奏でした。細かいパッセージが叫びのよう。
第2楽章。これも何度も聴いているはずなのに、やっと心に入ってきたという感じ。
第3楽章。曲が進むにつれて熱を帯びてきます。熱情というよりは、「熱狂」?
<アンコール>
・主よ… 各声部に無駄がなく、まるでピアノで合唱をしているようでした。
・アヴェ・マリア… 横山さんの編曲は、まるでリストの編曲のよう。
長くなりましたが…
横山さんという人は、あんなに技巧的なのに、フレーズも音も無駄にしないピアニストだと思いました。
フレーズの歌い終わりは丁寧で、情緒に溢れています。
ガンガン弾いても、音が汚くないデス。
それでいて、何処弾いても簡単そうデス。
きっと無駄な力がないのでしょう。姿勢は独特デスが…。
前回とはうって変わって大当たりのコンサート。
横山さんが王子に見えました…
言うなれば、「ベトソナ王子」
胎教も兼ねたコンサートは、今日でおしまいなので、終演後サイン会でサインをいただいて帰りました。
お腹いっぱい、胸いっぱいのコンサート。
嬉しかったデス。
ベートーヴェンにはとんと縁がありませんでしたが、
「ベト様。も素敵なのね!」
って思える、良い演奏だったデス
☆シマノフスキ 変奏曲Op.3 ☆Oriental Wind 久石譲 <リベンジ> ☆リスト 愛の夢第3番 ☆ベートーヴェン ピアノ・ソナタ第8番Op.13「悲愴」全楽章 ☆吉松隆 ピアノ・フォリオ…消えたプレイアードによせて <続投> ☆ショパン ポロネーズ第6番Op.53「英雄」 ノクターン第13番Op.48-1
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