植木等さん、ご逝去

今朝、ニュースで見て驚いてしまったデス。
まさか、あの植木等さんが亡くなるなんて…

植木等さんといえば、クレイジーキャッツや「無責任男シリーズ」、「シャボン玉ホリデー」などで活躍された方。
ニュースでインタビューを受けるお父さん達は、口々に言っていたデス。
「俺たちが貧乏だった時代に、励みになった」
「青春だったね！」
と。

実は…キアラにとっても青春の一ページだったのデス。

キアラの兄は、クレイジーキャッツ、特に植木等さんが大好きだったデス。
キアラが中学の頃、どうやらマイブームだったらしく、よく部屋で植木さんの歌を聴いていたのです。
しかも人のカセットデッキで…

なのでキアラの中学時代は、

♪金のないやつぁ、俺んとこへこぉい！♪
♪ハイそれま〜でぇよぉ〜♪
♪スィースィースィーダララッタ　スラスラスイスイスイ〜とぉ♪

などという音楽を、耳にたこができるほど聴いたという、普通の中学生ではあまりあり得ない状況になっていたデス。
しかも合い言葉は
「タイミングにC調に無責任」
微妙な雰囲気を察知すると、
「何？お呼びでない？…こりゃまたぁ失礼しました！」
とボケてみせる…
周りの友人にはもちろん…理解されなかったデス

「無責任シリーズ」も結構見ましたデス。
兄は、気に入った映画があると、すぐ家族にすすめる癖があったデス。
なので、家族で一緒に見た記憶がありますデス。
ただの男が、いきなり会社に入り込んで仕事を成功させ、出世して、社長の娘か何かと結婚する…一代出世物語でした（と記憶してるデス）。
面白かったなあ…。
どんなことがあっても笑顔を絶やさず、笑い飛ばして出世しちゃうなんて、そりゃお父さん達にとっては励まされるわな、と思わずにはいられなかったデス。

なので、キアラの10代のいい想い出として植木等さんは位置しているデス。
俳優としても素晴らしかったデス。

死ぬような人じゃないと思っていた、と誰かが言っていたデスが、キアラもそう思っていました。
正直、哀しかったデス。