星の瞳のシルエット

キアラはかなりの漫画好きデス。
最近では読む暇がないので、とんとごぶさたデスが、以前は結構読んでいました。

そんなキアラにとって忘れられない漫画があります。
それがこれ↓

星の瞳のシルエット（第1巻）〔新装豪華版〕

新装豪華版ということで、つい懐かしくなって手が出ました。

昔、少女誌では「なかよし」派か「りぼん」派か？って分かれていましたが（マーガレットっていうのもあったな。。。）、キアラは「りぼん」派でした。
「星の瞳のシルエット」は、キアラが中１の頃連載が始まって、以来ずっと読んでいました。

主人公・香澄や他のキャラ達と年齢が非常に近いこともあり、また自分が同じように片思い中だったということもあり、気づいたらどっぷりはまってましたデス。
あのころはこの漫画は、女の子達の共感を得てものすごく人気があり、片思い中の内気な子はみんな、香澄に自己を投影してたんじゃないかくらいに思ってます。

あのころ、女の子の大半が香澄だった。
そういってもいいくらいかも。

というか、キアラがそうだったんだな。。。
当時の髪型が香澄と同じような感じだったし、香澄の片思いの相手・久住くんと、初恋のAくんが同じ11月生まれだったし（因みに、キアラと香澄は同じ5月生まれ）、共通点をあれこれ見つけては、香澄に共感していたなぁ。

違うところといえば、キアラは好きな相手に気持ちを打ち明けられないほど内気ではなかったし、友達が同じ人を好きでも、その子にいい思いをさせようとかそのために身を引こうとか絶対考えなかったところだろうか。

あとこんなエピソードもあります。
香澄が中学を卒業する場面が「りぼん」に載ったとき、キアラは左の人差し指の骨が欠けて接骨院へ通ってる最中で、同じ塾に通ってた友達と接骨院でその場面をぎゃーぎゃー言いながら読んでいたことがありましたデス。
香澄の親友でもあり、恋のライバルでもある真理子が、香澄の秘めた思いに気づき、香澄に詰め寄るシーンが描かれており、この二人はどうなっちゃうのかみんなでドキドキハラハラしてたデス。
病院内は、そんな女の子達の叫びでうるさかっただろうと思います。
悪かったなぁ、と、そのシーンを読むたびにすまない気持ちが湧いてくるデス。

内容だけ見れば、煮え切らないようにも見える香澄にイライラすることもあるような漫画デスが、キアラにとっては思春期の思い出がいっぱいつまった大切な漫画デス。
何か、一緒に悩んで一緒に泣いて。。。って、漫画のキャラながら親しみが湧くんデスよね。

りんりんが大きくなったら、どんな恋をするんだろうか。
ちょっと気になったりして。