懐かしいおともだち

10年以上前から、キアラとものすごく仲のよかった友達Mちゃん。
ここ数年、ばたばたしているうちにすっかり連絡を取らなくなっていました。
別にけんかしたわけではなく、ただ単にキアラの身の上がばたばたしていただけなのデスが…。

でも、楽しいことや哀しいこと、嬉しいことやむかつくことまでいろいろ語り合った大切な友達。
必ず心のどこかで気にはなっていました。

昨日の夜、そのMちゃんの夢を見ました。
しかも2回。
一度りんりんに起こされて授乳し、その後眠ったら、また出てきたんデス。
起きた後、ものすごく気になりました。
メール出そうと思って、返事が返ってこなかったらどうしよう…と躊躇し、結局昨日は出しませんでした。

それでも気になって仕方ないので、返事が来なくても、あて先不明で戻ってきたとしてもいいからと思い、今日思い切ってメール出しました。

そしたら！
返事が返ってきたんデス！

キアラのことはばっちり覚えていたデス。
出産の話を書いたら、すごく喜んでくれて…。
しかも、去年の夏結婚したという話も書いてあって、もうお互い喜ばしいことばかりで嬉しかったデス。

Mちゃんはやっぱりピアノ弾きで、一番最初に脱力の大切さを教えてくれた人デス。
キアラの実家でバッハのパルティータ1番を弾いてくれたり、ミケランジェリのショパンCDを貸してくれたのも彼女デス。
今でもピアノ弾いてるかな。

またひとつ、縁がつながった。
そんな気がしました。

小さなキセキ

今年起こった大きな奇跡は、何といってもりんりんが産まれたことデス。

他にも奇跡は起こっています。
小さいけど、大きな意味のある奇跡。

それは、絶対復活しないと思っていた友達との縁が復活したことデス。

何年か前に、キアラは彼女とけんかをしました。
けんかの原因も、きっかけも分からなくなるほど混乱して、話をしても解決しなくなってしまうところまで来てしまい、そのまま親交を断ってしまったのデス。

当時、キアラは彼女のありかたや考え方を見守ることが出来ず、自分の考えばかり押し付けていたデス。
ずっと傷つけてきて、すごく申し訳ないと思ったデス。

そう思えるようになったのは、キアラが大好きだった友達に裏切られて、去られてからでした。
自分が痛い目見て、初めて彼女のことを思うに至ったのデス。
そこまでしないと分からなかった自分が情けなく、恥ずかしいと思いました。

今更だと思いましたが、彼女に謝りました。
直接話す勇気がなくて、メールでだったのデスが。。。

「もう過ぎたことだし、お互い新しい気持ちで過ごしましょう」
って返事が返ってきて、涙が出ました。

その後、どこかでキアラに子供が出来たことを知り、そのことについてもメールが来たり、キアラが入院中にも「いよいよだね」ってメールが来たり…。
メールでのやり取りデスが、ぼちぼち交流がありますデス。

縁は切れたと思っていたのに、こうしてやり取りがあること自体奇跡だと思っていますデス。
それが、キアラにとってはとても嬉しいデス。

りんりんが取り持ってくれた縁なのかな。